あこう【雀榕/赤秀】
クワ科の常緑高木。本州南西部の暖地に自生。幹の直径は1メートルに達し、周囲に気根を出す。葉は大きな長楕円形で、春に落葉してただちに新しい葉をつける。雌雄異株。春にイチジクに似た花をつける。あこぎ...
かた‐ほ【偏/片秀】
[形動ナリ] 1 完全に整っていないさま。未熟。不十分。⇔真秀(まほ)。「御心ばへ、人柄どもさへ、いささか—にて」〈大鏡・道長上〉 2 容貌(ようぼう)が醜いさま。不器量。「—にものし給はむ人の...
けい‐しゅう【閨秀】
学問・芸術にすぐれた女性。才能豊かな婦人。「—の誉れ高い」「—画家」
しゅう【秀】
1 すぐれていること。また、その人。 2 成績などの段階を示す語。最もすぐれていることを表す。「—・優・良・可」
しゅう【秀】
[常用漢字] [音]シュウ(シウ)(漢) [訓]ひいでる ほ 他より抜きん出る。ひときわすぐれる。「秀逸・秀才・秀作・秀抜/閨秀(けいしゅう)・俊秀・優秀」 [名のり]さかえ・しげる・すえ・ひい...
しゅん‐しゅう【俊秀】
才知にすぐれていること。また、その人。俊英。俊才。「学会の—」
せい‐しゅう【清秀】
[名・形動]容貌などが清くひいでていること。また、そのさま。「温良な青年、—な佳人」〈左千夫・春の潮〉
ばく‐しゅう【麦秀】
《「秀」は穂、また穂を出す意》麦の穂がのびること。
ほ【秀】
《「穂(ほ)」と同語源》 1 外形が人目につきやすく突き出ていること。また、そのもの。「杉の—」「見渡せば明石の浦に燭(とも)す火の—にそ出でぬる妹に恋ふらく」〈万・三二六〉 2 内容が他よりす...
ま‐ほ【真秀/真面】
[名・形動ナリ] 1 よく整って十分なこと。完全なこと。また、そのさま。和歌では多く「真帆」に掛けて使われる。⇔偏(かたほ)。「しなてるや鳰(にほ)の湖に漕ぐ舟の—ならねども逢ひ見しものを」〈源...