ラフレシア【(ラテン)Rafflesia】
ラフレシア科の植物。ブドウ科植物シッサスに寄生し、葉はなく、花は世界最大で直径約1メートル。花びらは5枚あり、多肉で黄赤色。開花すると悪臭を放つ。雌雄異花。東南アジアのジャングルにまれにみられ、...
ら‐ぶか【羅鱶】
カグラザメ目ラブカ科の海水魚。深海にすみ、全長約2メートル。体は細長い筒状で、暗褐色。口が前端に開き、えらあなが六対あることや骨格の特徴から、現生サメ類中最も原始的とされる。卵胎生。日本では相模...
ラベンダー【lavender】
シソ科の小低木。高さ約60センチ。茎に白い毛を密生し、細い葉が対生。初夏、薄紫色の唇形の花を穂状につける。全体に芳香があり、花からとったラベンダー油は古くから香料に用いられる。地中海沿岸の原産で...
ラマ【llama】
ラクダ科の哺乳類。体高約1メートル。ラクダに似るが、背中にこぶはない。南アメリカのアンデス山中で古くから家畜化され、荷役に用い、毛は織物に利用。アメリカラクダ。リャマ。
ラマピテクス【Ramapithecus】
アフリカ・ヨーロッパ・アジアなどで発見される、人類と近縁の化石霊長類。インド北西部のシワリクで上顎(じょうがく)骨を最初に発見。1200万〜600万年前に生息した人類の祖先と考えられたが、のちの...
ラマーズ‐ほう【ラマーズ法】
無痛分娩(ぶんべん)法の一。分娩に対する恐怖心を取り除き、呼吸法と弛緩(しかん)法を訓練し、分娩時に夫や助産婦が援助するもの。フランスの産科医ラマーズ(F.Lamaze)が提唱。
ラミー【ramie】
イラクサ科の多年草カラムシの大形のもの。ジャワ・スマトラなどの熱帯地方に産する。茎の繊維は長く、じょうぶで水に強く、漁網・ロープや縮(ちぢみ)・上布などに用いる。
ラルース【Larousse】
(Pierre-Athanase 〜)[1817〜1875]フランスの文法学者。ラルース書店を設立。「一九世紀世界百科事典」を編集。
フランスの百科事典。
が設立したラルース書店発行。「大ラ...
ラワン【(タガログ)lauan】
フタバガキ科ショレア属などの常緑高木のうち、材質が軟らかくて軽く、合板材に用いるものの総称。心材の色からレッドラワン・ホワイトラワン・イエローラワンに大別される。東南アジアから産出し、南洋材とも...
らん【藍】
[常用漢字] [音]ラン(呉)(漢) [訓]あい 1 タデ科の草の名。アイ。「出藍」 2 あい色。「藍碧(らんぺき)・藍綬褒章(らんじゅほうしょう)」 3 梵語の音訳字。「伽藍(がらん)」 [難...