こく‐ぜい【国税】
国が賦課・徴収する租税。所得税・法人税・相続税などの直接税と、酒税などの間接税とがある。→地方税
こく‐ぜい【酷税】
苛酷(かこく)な税。重い租税。重税。
こくみん‐ふたんりつ【国民負担率】
租税負担額を国民所得で割った租税負担率と、社会保障負担額を国民所得で割った社会保障負担率の合計。→潜在的国民負担率
こっきょう‐かんぜい【国境関税】
国境を通過する外国からの貨物に課する租税。→国内関税
こてい‐ひ【固定費】
生産量や売上高の増減とは関係なく発生する一定の費用。地代・減価償却費・租税公課など。固定費用。→変動費
こん‐し【健士】
平安時代、陸奥(むつ)の国の辺境を警備した兵士。租税を免ぜられ、食料を支給された。
ごこう‐ごみん【五公五民】
江戸時代の租税徴収の割合をいう語。収穫の半分を年貢として納め、残りの半分を農民のものとすること。→四公六民
さい‐しょ【税所/済所】
平安・鎌倉時代、国衙(こくが)においてその国の租税・官物の収納などのことをつかさどった役所。ぜいしょ。
さん‐し【算師】
律令制で、主計寮(かずえりょう)や主税寮などに置かれ、租税の計算などをつかさどった役人。
さんちょう‐せい【三長制】
中国、北魏の地方行政制度。戸籍の整理と租税徴収の円滑化を目的とし、五家を一隣、五隣を一里、五里を一党としてそれぞれに長を置いた。486年から施行。