くさ‐あわせ【草合(わ)せ】
昔、5月5日の節句などに、種々の草を持ち寄り見せ合って、その優劣を競った遊び。闘草(とうそう)。草尽くし。草結び。《季 夏》
くさ‐づくし【草尽(く)し】
1 「草合わせ」に同じ。 2 種々の草花を描いた絵模様。「帯の結構には…秋の野に—縫うたる」〈仮・恨の介・上〉
くじ‐し【公事師】
江戸時代、当事者に代わって訴訟を進めたり、手続きを指導したりすることを業としていた者。種々の弊害を生じたため、幕府はこれを禁止した。出入り師。
くす‐だま【薬玉】
1 種々の香料を詰めた錦(にしき)の袋に薬草や造花をつけ、長い5色の糸を垂らした飾り物。不浄を払い、邪気を避けるものとして、端午の節句に柱などに飾った。中国の風習が輸入されたもの。くすりの玉。続...
くつ【靴/履/沓/鞋/舃】
足を覆うように作った履物の総称。革・人造皮革・ゴム・ビニール・布などを材料とし、用途に応じて種々のものがある。古くは、烏皮(くりかわ)の履・浅沓(あさぐつ)・糸鞋(しがい)・麻沓(おぐつ)・錦鞋...
凹(くぼ)き所(ところ)に水(みず)溜(た)まる
1 くぼんだ所に水が自然に溜まるように、条件の備わったところは自然によい成り行きになることのたとえ。 2 悪い境遇にある者には、種々の困難が集まることのたとえ。
クレオソート【creosote】
ブナなどの木タールから得られる、無色または黄色がかった油状の液体。グアヤコールなど種々のフェノール類の混合物で、刺激臭がある。防腐薬・鎮痛薬などに用いる。ケレオソート。
グリーンフレーション【greenflation】
地球温暖化に関する種々の環境対策に起因する物価上昇。脱炭素化を意味する「グリーン」と、継続的な物価上昇を意味する「インフレーション」からの造語。再生可能エネルギーの推進によるエネルギーコストの増...
け【卦】
易で、算木に現れる種々の象(かたち)。これで人生や事柄の吉凶を占う。陰陽2種の爻(こう)を組み合わせるのを八卦(はっけ)といい、さらにこれを二つずつ配合して六十四卦を生ずる。
けい‐さく【計策】
はかりごと。計略。策略。「向来回復の—を、種々に思案せしが」〈竜渓・経国美談〉