じ‐げん【示現】
[名](スル) 1 神仏が霊験を示し現すこと。また、その霊験。神仏のお告げ。「奇跡が—する」 2 仏・菩薩(ぼさつ)が衆生を救うために種々の姿に身を変えてこの世に出現すること。
じごく‐ぞうし【地獄草紙】
地獄の種々相を描いた大和絵に詞書(ことばがき)を添えた絵巻。六道絵の一種で、平安後期から鎌倉初期に作られた。東京および奈良の国立博物館蔵の2種が有名。
じ‐せい【磁性】
物質が磁界内で磁化される性質。また、磁気を帯びた物質が示す種々の性質。
じゅ【綬】
1 古代中国で、官職を表す印を身につけるのに用いた組みひも。官位によって色を異にした。 2 古代、礼服(らいふく)着用のとき、胸の下に垂らした帯。白地に種々の色を組み合わせて、平緒(ひらお)のよ...
じゅう‐いぎし【従威儀師】
法会の際、威儀師の指示に従って種々の威儀をただす役目の僧。
じゅうじ‐ぐん【十字軍】
11世紀末から13世紀にかけて、聖地エルサレムをイスラム教徒から奪回するため、前後8回にわたり行われた西欧キリスト教徒による遠征。信仰上の動機や教皇権拡大の意図などのほか、やがて東方貿易の利益な...
じゅ‐じゅつ【呪術】
神や精霊などの超自然的力や神秘的な力に働きかけ、種々の願望をかなえようとする行為、および信念。まじない・魔法・魔術など。
じゅ‐ふ【呪符】
種々の災難をしりぞけ、幸いをもたらすとされる物体。奇石・骨・お札など多様。護符。お守り。
じゅんたい‐じょし【準体助詞】
助詞の種類の一。種々の語に付いてある意味を添え、それの付いた語句を全体として体言と同じ働きをもつものとする。ほとんどが格助詞からの転用。「私のがない」「きれいなのがほしい」「行くのをやめる」の「...
じょうだい‐ぶんがく【上代文学】
古代文学のうち、太古から奈良時代までの文学。古事記・日本書紀・風土記などにみえる神話・伝説・歌謡などの口承文学から、万葉集・祝詞(のりと)・宣命などの記載文学まで、種々の形態がある。