いねねくい‐はむし【稲根喰葉虫】
ハムシ科の甲虫。体長6ミリほど。全体に緑褐色で金属光沢がある。触角は長く、翅(はね)にすじがある。幼虫は稲の根を食害する。ねくいはむし。
いね‐まけ【稲負け】
[名](スル)稲の手入れをしているときに、稲の葉で肌を傷つけたり、かぶれてかゆくなったりすること。
いな‐わら【稲藁】
⇒いねわら(稲藁)
いね‐わら【稲藁】
収穫した稲の籾(もみ)を取り去ったもの。むしろ・縄など藁工品の材料となる。いなわら。
いもち‐びょう【稲熱病】
稲の葉や茎が変色し、穂が実らなくなる病害。糸状菌の一種の寄生によるもので、夏、気温が低く、多雨・多湿の年に多く発生。稲の病虫害の中で最も被害が大きい。
とうねつ‐びょう【稲熱病】
⇒いもちびょう
うか‐の‐みたま【宇迦御魂/倉稲魂/稲魂】
《「うか」は「うけ(食)」の音変化》食物、ことに稲の神霊。うけのみたま。うかのみたまのかみ。うかのみたまのみこと。「こは稲の霊(みたま)なり。俗の詞に—といふ」〈祝詞・大殿祭・訓注〉
うけ‐の‐みたま【稲魂】
⇒宇迦御魂(うかのみたま)
しね【稲】
いね。多く、他の語の下に付いて複合語の形で用いる。「荒—」「み—搗(つ)く女(をみな)の佳さ」〈神楽・細波〉
とう【稲〔稻〕】
[常用漢字] [音]トウ(タウ)(漢) [訓]いね いな 〈トウ〉イネ。「水稲・晩稲・陸稲」 〈いな〉「稲作・稲妻・稲光・稲穂」 [名のり]ね [難読]稲荷(いなり)・稲熱病(いもちびょう)...