いなだ‐ごぼう【稲田御坊】
茨城県笠間市稲田にある西念(さいねん)寺の通称。
いな‐だま【稲魂】
《「いなたま」とも》稲の中に宿ると信じられている神霊。稲妻。稲光。《季 秋》
いな‐づか【稲束】
刈り取った稲をたばねたもの。いなたば。いねたば。
いなづみ‐すいちゅうしょうにゅうどう【稲積水中鍾乳洞】
大分県中央南部、傾(かたむき)山(標高1605メートル)北東麓に派生した山麓にある水中鍾乳洞。豊後大野(ぶんごおおの)市三重町に属する。20万年前の氷河期に形成され、3万3000年前の阿蘇(あそ...
いなにわ‐うどん【稲庭饂飩】
秋田県特産のうどん。生地を綯(な)い、乾燥させて作る。麺は平たく、のどごしがよい。
いなば【因幡】
旧国名の一。鳥取県東部にあたる。古くは「稲葉」「稲羽」とも書いた。因州(いんしゅう)。
いな‐ば【稲葉】
稲の葉。「恋ひつつも—かき別(わ)け家居(を)れば乏(とも)しくもあらず秋の夕風」〈万・二二三〇〉
いなばき‐むしろ【稲掃き筵】
稲こきや籾(もみ)を干すのに使う、目の粗いむしろ。いなばき。いなまき。
いなば‐の‐くに【因幡国】
⇒因幡
いなば‐の‐くも【稲葉の雲】
稲穂が実って風になびくようすを雲に見立てた語。「風渡る門田(かどた)のすゑに霧はれて—を出づる月かげ」〈新拾遺・秋上〉