きび【黍/稷】
《「きみ」の音変化》 1 イネ科の一年草。高さ約1メートル。葉は幅広の剣状。夏から秋にかけ、茎の頂に多数の花穂をつけ、実ると垂れる。実は2ミリほどの扁球形で、白または黄色。インドの原産で、古くか...
きみ【黍/稷】
「きび(黍)」に同じ。
こう‐しょく【后稷】
中国古代の官名で、農事をつかさどる長官。 中国、周王朝の始祖とされる伝説上の人物。姓は姫(き)、名は棄(き)。母親の姜原(きょうげん)が巨人の足跡を踏み、妊娠して生まれたといわれる。農耕を好...
しゃ‐しょく【社稷】
1 古代中国で、天子や諸侯が祭った土地の神(社)と五穀の神(稷)。 2 朝廷または国家。「—の危機」 3 朝廷または国家の尊崇する神。「宗廟—の神の照らさせ給ふやうを」〈愚管抄・七〉
しょ‐しょく【黍稷】
モチキビとウルチキビ。転じて、五穀。