きゅうせき‐ほう【求積法】
不定積分を有限回行うことによって微分方程式の解を求める方法。
げんし‐かんすう【原始関数】
関数F(x)の導関数がf(x)であるときの、F(x)のこと。f(x)の不定積分。
こうとう‐すうがく【高等数学】
1 高度な内容を扱う数学。 2 初等数学の程度以上の数学。一般に、微分学・積分学・解析幾何学・抽象代数学・関数論などをさす。
さよう‐りょう【作用量】
エネルギーと時間、または運動量と長さの積と同じ次元をもつ物理量。変分原理で定義される積分量であり、任意の座標変換に対し、不変量となる。作用積分。
しょうげき‐けんりゅうけい【衝撃検流計】
放電現象やインパルス状の電流など、短時間に流れる電流の時間積分量(通過電気量)を計測する検流計。弾動検流計。
しょとう‐かんすう【初等関数】
微分積分学で、基本的であると考えられる関数。代数関数と三角関数・指数関数・対数関数など。
じゅん‐かん【循環】
[名](スル) 1 ひとめぐりして、もとへ戻ることを繰り返すこと。「市内—バス」 2 血液やリンパが体内をめぐること。「血液が—する」 3 流体力学で、ある閉曲線上で流体の速度の接線成分を積分した値。
じょう‐げん【上限】
1 上の方の限界。「免税額の—を引き上げる」⇔下限(かげん)。 2 時代の古いほうの限界。「近世の—を安土桃山時代とする」 3 数学で、 ㋐上界のうちで最小の数。もとの集合に対していう。 ㋑定積...
じょうびぶん‐ほうていしき【常微分方程式】
独立変数が一つの微分方程式。一般的に、n階の常微分方程式にはn個の独立した任意定数(積分定数)を含む一般解が求められる。任意定数に特定の値を代入したときの解を特殊解という。
すう‐がく【数学】
1 数量および空間図形の性質について研究する学問。算術・代数学・幾何学・解析学・微分学・積分学などの総称。 2 学校の教科の一。数学科。「—の教師」