びぶん‐きかがく【微分幾何学】
微積分法を利用して、曲面・曲線の性質を研究する幾何学。
びぶんけいさんきょうてい【微分計算教程】
《(ラテン)Institutiones calculi differentialis》スイスの数学者、オイラーの著作。1755年刊行。「無限小解析入門」「積分計算教程」とあわせ、三部作をなす。
ふてい‐せきぶん【不定積分】
⇒積分1
フーリエ‐へんかん【フーリエ変換】
主に、与えられた関数を別の周期関数に分解して表現する際に用いられる変換。ある信号に含まれる周波数成分の解析など、通信・画像処理などさまざまな分野で広く利用される。FT(Fourier trans...
へんぶん‐げんり【変分原理】
変分法の形式で表した物理学の基本原理。物体の運動を表すハミルトンの原理や光線の経路を表すフェルマの原理などがあり、作用量とよばれる積分量が極値を取るよう、運動の経路が決定する。古典力学以外に、電...
へんぶん‐ほう【変分法】
ある未知の関数とその導関数を含む定積分として表される値を、与えられた条件の下で最大または最小とするような関数を求める方法。解析力学において用いられる。
むげんしょうかいせき【無限小解析】
《原題、(フランス)Analyse des Infiniment Petits pour l'Intelligence des Lignes Courbes》スイスの数学者、ヨハン=ベルヌーイの...
むげんしょうかいせきにゅうもん【無限小解析入門】
《(ラテン)Introductio in analysin infinitorum》スイスの数学者、オイラーの著作。1748年刊行。全2巻。「微分計算教程」「積分計算教程」とあわせ、三部作をなす...
りき‐せき【力積】
力と、それが作用していた時間との積。力が時間により変化する場合には、力をそれが作用した時間で積分した値。力積は力を受ける物体の運動量の変化に等しい。インパルス。
ルベーグ‐せきぶん【ルベーグ積分】
通常の積分での面積や体積の代わりに、ルベーグ測度とよぶ面積や体積を拡張した概念を用いて定義した積分。通常の積分よりも適用範囲が広い。フランスの数学者ルベーグ(H.Lebesgue)が創始。