から‐げいき【空景気】
《「からけいき」とも》表面だけは景気がよさそうに見えること。また、無理に景気がよさそうに見せかけること。「—をつける」
から‐げんき【空元気】
うわべだけ元気よく見せること。また、見せかけの元気。「—を出す」
から‐こうもく【空項目】
⇒空見出し [補説]この項目自体が「空見出し」。
から‐さわぎ【空騒ぎ】
[名](スル)たいしたことではないのに、やたらに騒ぎたてること。また、騒いだわりに実りのないこと。「マスコミの—に終わる」
から‐ざけ【空酒】
肴(さかな)なしで飲む酒。
から‐しゅっちょう【空出張】
実際には出張しないにもかかわらず、その手続きをして旅費・手当などをもらうこと。
から‐じり【軽尻/空尻】
《「からしり」とも》 1 江戸時代、宿駅で旅人を乗せるのに使われた駄馬。人を乗せる場合は手荷物を5貫目(18.8キロ)まで、人を乗せない場合は本馬(ほんま)の半分にあたる20貫目まで荷物を積むこ...
から‐じる【空汁】
実のない味噌汁。けしじる。
から‐ずね【空臑/空脛】
すねをむき出しにすること。また、そのすね。からはぎ。「尻からげの—が」〈里見弴・安城家の兄弟〉
から‐ずり【空摺り】
浮世絵版画で、衣服の紗綾形(さやがた)や障子の骨などの模様を、版木に絵の具をつけずにすって、凹線だけで表す技法。