あと‐べ【後方/脚辺】
《古くは「あとへ」》 1 (後方)後ろの方。「鉄柵よりは数尺ばかりも、—に立ち」〈竜渓・経国美談〉 2 寝るときの足の方。「頭辺(まくら)に匍匐(はらば)ひ、—に匍匐ひ」〈神代紀・上〉
あ‐ない【案内】
《「あんない」の撥音の無表記から》「あんない(案内)」に同じ。「此家(このや)の—を知り居たれば」〈竜渓・経国美談〉
アニマトロニクス【animatronics】
生物の形や動きを模倣するロボット技術。特殊撮影技術(SFX)の一で、実在する生物のほか、架空の生物や恐竜などの演出にも用いられる。
あのく‐かんのん【阿耨観音】
三十三観音の一。海上に漂流して竜や鬼にあったとき、この観音に祈ると救われるという。
あのくだっ‐ち【阿耨達池】
《(梵)Anavataptaの音写。清涼・無熱悩と訳す》ヒマラヤの北にあるという想像上の池。岸は金・銀など四宝よりなり、阿耨達竜王が住み、四方に河が流れ出して、人間のいる贍部洲(せんぶしゅう)を...
あばばばば
芥川竜之介の短編小説。大正12年(1923)12月、雑誌「中央公論」に発表。著者自身がモデルとされる保吉ものの作品のひとつ。たばこ屋の若い女店員が母となった姿に対し、主人公が抱く感慨を描く。
アパトサウルス【(ラテン)Apatosaurus】
竜盤目の恐竜。北アメリカ・ヨーロッパのジュラ系地層から化石が産出。全長25メートル、体重30トン以上。首と尾が長く、頭骨は小さい。4脚歩行し、草食。→ブロントサウルス
あぶらざか‐とうげ【油坂峠】
岐阜・福井の県境、九頭竜(くずりゅう)川源流部に位置する峠。標高780メートル。西方に九頭竜ダムがある。
あべ【安部】
姓氏の一。 [補説]「安部」姓の人物安部磯雄(あべいそお)安部公房(あべこうぼう)安部竜太郎(あべりゅうたろう)
アボメイ【Abomey】
ベナン南部にある町。17世紀初頭、フォン族が築いたアボメイ王国(のちダホメイ王国に改称)の首都であった。歴代王の王宮群の遺構が残り、1985年「アボメイの王宮群」の名で世界遺産(文化遺産)に登録...