ね‐ばな【寝端】
寝ついたばかりのころ。寝入りばな。「—を電話で起こされる」
のき‐ば【軒端】
軒のはし。軒口。
は【端】
1 物のはし。へりの部分。はた。「口の—」「山の—に昇る月」 2 はんぱなこと。また、そのもの。はした。「—数」
はし【端】
《「はじ」とも》 1 中央や中心からいちばん離れた部分。 ㋐細長いものの先端や末端。「棒の—」「行列の—」 ㋑ある場所や空間内の、周辺に近い部分。「手紙の—に書き添える」「机を部屋の—に寄せる」...
はした【端】
[名・形動] 1 計算の結果、ちょうどきりのよい数量を基準にしたときに現れる過不足の数量。「—が出る」「—を切り捨てる」 2 「端金(はしたがね)」の略。「手切れの—にはあらざりけんを」〈一葉・...
はし‐ばし【端端】
1 あちこちの部分。また、ちょっとした部分。「言葉の—に悪意を感じる」 2 あちらこちらの場所。末端の方の場所。「いまだ京大坂にも—は知らずして」〈浮・胸算用・五〉
はじ【端】
⇒はし(端)
はた【端/傍/側】
1 (端)物のふち・へり。ある場所のほとり。「道の—に車をとめる」「池の—」 2 (傍・側)そば。かたわら。また、そばにいる人。第三者。「—で見て覚える」「—の目を気にする」
はっ‐たん【八端/八反】
1 「八端織り」の略。 2 「八端掛(がけ)」の略。
はつ‐はつ【端端】
[副]ちらっと。かすか。「—に人を相見ていかにあらむいづれの日にかまた外(よそ)に見む」〈万・七〇一〉