ほや‐ほや
[副] 1 炎や湯気などの立ちのぼるさま。「—と煙(けむ)の立つ莨(たばこ)の」〈小杉天外・初すがた〉 2 柔らかくあたたかそうなさま。「春風の—と吹くに」〈玉塵抄・三〉 3 声を出さず、にこ...
み‐あわ・せる【見合(わ)せる】
[動サ下一][文]みあは・す[サ下二] 1 互いに見る。見交わす。「顔を—・せて笑う」 2 あれこれと見比べる。対照する。「原簿と決算書を—・せる」 3 事情を考慮し実行するのを差し控えてようす...
目糞(めくそ)鼻糞(はなくそ)を笑(わら)う
汚い目やにが、鼻くそを汚いと言って笑う。自分の欠点には気がつかないで、他人のことをあざ笑うたとえ。
め‐じり【目尻/眥】
目の耳側の方の端。まなじり。「—にしわを寄せて笑う」⇔目頭(めがしら)。
目(め)引(ひ)き袖(そで)引(ひ)き
声を出さずに、目で合図したり袖を引いたりして、相手に自分の意志を知らせるさま。「—して笑うが人情」〈逍遥・当世書生気質〉
もく‐しょう【目笑】
[名](スル)目と目を見合わせて笑うこと。目くばせして笑うこと。「—を交わす」
もの‐わらい【物笑い】
1 人の言動などをあざけり笑うこと。あるいは、あざけり笑われること。また、その対象。「—の種にされる」「世間の—になる」 2 笑うこと。何かにつけてよく笑うこと。「—などすまじく、過ぐしつつ」〈...
もらい‐わらい【貰ひ笑ひ】
他人が笑うのにつりこまれて一緒に笑うこと。「腰元衆の—」〈浄・栬狩剣本地〉
山(やま)笑(わら)・う
《「臥遊録」の「春山淡冶(たんや)として笑うが如し」から》春の山の草木が一斉に若芽を吹いて、明るい感じになるようすをいう。《季 春》「故郷やどちらを見ても—・ふ/子規」
ゆが・める【歪める】
[動マ下一][文]ゆが・む[マ下二] 1 物の形を正しくないようにさせる。ゆがませる。「箱を—・める」「口元を—・めて笑う」 2 心や行いなどを正しくないようにさせる。ゆがませる。「家庭の不和が...