つえ‐つき【杖突き】
1 杖をつくこと。また、その人。「—姿の老翁」 2 鎧(よろい)の背の受筒(うけづつ)に差した目じるしの小旗または飾り物。 3 江戸幕府で、土地の測量に当たった役人。
つが・う【番う】
[動ワ五(ハ四)] 1 二つのものが一組みになる。組み合う。対になる。「仲よく—・うおしどり」 2 雌雄が交尾する。つるむ。「小鳥が—・う」 3 「番(つが)える1」に同じ。「矢を—・う」 4...
つっ‐ぽう【筒袍】
「筒袖(つつそで)」に同じ。「ひとえものの下へ白き—をきて」〈魯文・安愚楽鍋〉
つつ【筒】
1 丸く細長くて中が空洞になっているもの。くだ。管(かん)。「竹の—の花入れ」 2 銃身。砲身。転じて、小銃や大砲。「になえ—」「大—」 3 ブーツの足首から上、ふくらはぎの入る部分。「—回り3...
つつ‐い【筒井】
筒のように丸く掘った井戸。
つつい【筒井】
姓氏の一。 [補説]「筒井」姓の人物筒井修(つついおさむ)筒井順慶(つついじゅんけい)筒井康隆(つついやすたか)
つつい‐づつ【筒井筒】
1 筒井をかこむ、わく。 2 《伊勢物語・二三の「筒井つの井筒にかけしまろがたけ過ぎにけらしな妹(いも)見ざるまに」の歌から》幼ともだち。幼なじみ。「—の昔しもふるけれど、振わけ髪のおさなだちよ...
つつ‐お【筒落】
「筒落米(つつおごめ)」の略。「旦那の身上(しんしゃう)で一年に千両、二千両は—でもあること」〈浄・淀鯉〉
つつお‐ごめ【筒落米】
刺米(さしまい)のとき、米さしの筒から地面にこぼれ落ちた米。「貰へども一粒くれぬ—人は噛むらし面影に立つ」〈仮・仁勢物語・下〉
つつ‐がき【筒描き】
染色の糊置(のりお)き法の一。紙または布製の円錐形の筒に防染糊を入れ、糊を絞り出して模様を描くもの。筒引き。