しょう‐せつ【小節】
1 文章などの、小さな区切り。 2 楽曲の拍子に基づいて、譜面の上で縦線と縦線とで区切られた部分。 3 《「節」は節操の意》ちょっとした義理。「—にこだわって大義を忘れる」
しょう‐せつ【章節】
長い文章などの章や節の区切り。
しょうでん‐ぶし【正伝節】
上方浄瑠璃の流派の一。初世宮古路薗八(みやこじそのはち)の門から出た春富士正伝が始めたもの。宝暦(1751〜1764)のころ、京坂地方に流行。
しょせい‐ぶし【書生節】
明治6年(1873)ごろからはやりだした流行歌。「書生書生と軽蔑するな、末は太政官のお役人」が原歌。
しょんがえ‐ぶし【しょんがえ節】
流行歌の一。一節の最後に「しょんがえ」という囃子詞(はやしことば)をつける。江戸初期から明治時代まで歌詞・曲調を変えてうたわれた。
しよう‐まっせつ【枝葉末節】
中心から外れた事柄。本質的でない、取るに足りない事柄。「—にとらわれて大局を見失う」
しんけい‐せつ【神経節】
末梢神経の途中で、神経細胞と神経線維とが集まってこぶ状に太くなった部分。興奮の伝わり方を調節する。ガングリオン。
しん‐せつ【臣節】
臣下として守るべき節操。「—を全うする」
しんない‐ぶし【新内節】
浄瑠璃の流派の一。延享2年(1745)宮古路加賀太夫が豊後(ぶんご)節から脱退、富士松薩摩(ふじまつさつま)を名のったのが遠祖。この富士松節から出た鶴賀若狭掾(つるがわかさのじょう)は鶴賀節を立...
じごくのきせつ【地獄の季節】
《原題、(フランス)Une saison en enfer》ランボーによる散文詩集。1873年完成の、生前に出版された唯一の詩集。自費出版作品として印刷されたが、費用未払いのため大半は著者に引き...