さい‐じ【歳時】
1 1年の、そのおりおり。四季おりおり。 2 年と時。年と季節。
さい‐せつ【細節】
《「節」は、さだめ、きまりの意》こまごました規則。「—にこだわる」
サイトカインほうしゅつ‐しょうこうぐん【サイトカイン放出症候群】
モノクローナル抗体などの抗体医薬品を投与したときに、血中に放出される炎症性サイトカインによって引き起こされる、頭痛・関節痛・倦怠(けんたい)感・血圧変動・悪心・発汗・嘔吐(おうと)などの症状。C...
さいはて【さい果て】
津村節子の短編小説、および同作を表題作とする連作小説集。作品は、昭和39年(1964)に「新潮」誌に掲載され、第11回新潮社同人雑誌賞を受賞。小説集は昭和47年(1972)の刊行で、芥川賞受賞作...
さいもう‐ないひけい【細網内皮系】
免疫や食作用など、身体の防衛的な働きをする同一系統の組織。網状に連絡しあうリンパ節・脾臓(ひぞう)・骨髄・胸腺・肝臓などの細網組織系と、リンパ管・静脈血管の内面を覆う内皮細胞とからなる。
サイレンサー【silencer】
1 消音器。また、消音器つきの拳銃。 2 遺伝子の発現を弱めるように働くDNAの短い塩基配列。リプレッサーとよばれるたんぱく質がこの配列に結合し、RNAへの転写量を調節して抑制する働きをもつ。
さえ‐かえ・る【冴え返る】
[動ラ五(四)] 1 光や音などが非常にくっきりとあざやかである。「月の—・る夜」 2 春になっていったん緩んだ寒さがまたぶり返す。《季 春》「一本の薄紅梅に—・る/虚子」「きのうから寒くなった...
さか‐さま【逆様/倒】
[名・形動] 1 物事の上下・左右・前後・裏表などの関係が本来の状態とは反対になっていること。また、そのさま。逆(ぎゃく)。さかさ。さかしま。「—から読んでも同じ言葉」「セーターを裏表—に着る」...
さか‐べ【酒部】
1 大化前代、酒の醸造を担当した部民(べみん)。 2 律令制で、宮内省の造酒司(みきのつかさ)に属した伴部(ともべ)。宮中の節会(せちえ)など公用に用いる酒の醸造を担当した。
さき‐ばしり【先走り】
[名](スル) 1 先に立って走ること。他に先んじて物事をすること。「企画だけが—する」「気持ちだけが—する」 2 先のことを独り決めして、他人より先に行動すること。「気を回して—する」 3 野...