ぼう‐ぐみ【棒組(み)】
1 印刷の組版で、字詰め・行間だけを指定どおりにし、ページや体裁に関係なく続けて組むこと。→本組1 2 一つの駕籠(かご)を一緒にかつぐ相手。また、組んで物事をする相手。相棒。仲間。「奴等は—だ...
ぼう‐さき【棒先】
1 棒の先端。 2 駕籠(かご)を担ぐ棒の先端。ぼうばな。また、駕籠の前を担ぐ者。先棒。「輿(こし)の—しっかと掴(つか)み」〈浄・日本武尊〉
ぼう‐し【茅茨】
チガヤとイバラ。また、それでふいた粗末な屋根や粗末な家。「—煙に籠(こ)もって夜の月朦朧(もうろう)たり」〈太平記・二七〉
ぼうちぎり‐き【棒千切り木】
物を担ったり、振ったりするのに適当な棒。喧嘩などに使う棍棒。ぼうちぎり。ぼうちぎれ。「隣家の旅籠屋ども、—にて駆けつけ」〈浄・丹波与作〉
ぼたんどうろう【牡丹灯籠】
人情噺(ばなし)「怪談牡丹灯籠」、およびそれに基づく歌舞伎狂言などの通称。
ぼん‐どうろう【盆灯籠】
盂蘭盆(うらぼん)に、死者の供養のためにともす灯籠。《季 秋》
ポトロ‐ひろば【ポトロ広場】
《Plaza del Potro》スペイン南部の都市コルドバの旧市街にある広場。15世紀に子馬(ポトロ)の像が置かれてからこの名が付いた。周囲にはドン=キホーテにも登場する旅籠屋ポトロのほか、県...
まいら・す【参らす/進らす】
[動サ下二]《連語「まいらす2」の一語化》 1 物などをすすめる意の謙譲語。さしあげる。「御台をだに—・せで、籠(こ)め奉りつるを」〈落窪・一〉 2 (補助動詞)他の動詞の連用形に付いて、謙譲の...
まえ‐いし【前石】
役石(やくいし)の一。蹲踞(つくばい)や石灯籠(いしどうろう)の前に据える石。
まくら‐かご【枕籠】
昆虫飼育器の一。枕形の金網製の籠で、下半分を水中に浸し、水生の幼虫などの飼育に用いる。