かがり‐どうろう【篝灯籠】
庭に置く灯籠。
かきあげ‐の‐き【掻き上げの木】
灯心をかきあげるのに用いる木。掻き立て棒。「灯籠(とうろ)の火の、—の端にて、や文字を消ちて」〈十訓抄・一〉
かき‐す・う【舁き据う】
[動ワ下二]駕籠(かご)、輿(こし)などを担いできて、置く。「舟に車を—・ゑて」〈枕・一一四〉
か・く【舁く】
[動カ五(四)] 1 (二人以上で)物を肩にのせて運ぶ。かつぐ。「駕籠(かご)を—・く」 2 だます。あざむく。「こんなものを餌(ゑば)にして、—・かれるやうな科(とが)はしねえは」〈洒・二筋道...
かくし‐だい【隠し題】
和歌・連歌・俳諧で、題の詞(ことば)を表面に出さないで句の中に詠み込むこと。例えば、「きりぎりす」という題を、「秋は霧霧すぎぬれば雪降りて晴るるまもなき深山辺の里」〈千載・雑下〉とよみこむ類。物...
かげ‐どうろう【影灯籠】
影絵を仕掛けた灯籠。回り灯籠。
かご【駕籠】
乗用具の一。竹製または木製で、人の乗る部分を1本の長い柄につるし、前後から担いで運ぶもの。古くから使われたが、江戸時代に広く普及した。四つ手駕籠・山駕籠・宿駕籠など。
かご‐あらい【籠洗い】
河川の水勢の強い所に蛇籠(じゃかご)を置き、流水が堤防や川底を掘り下げるのを防ぐこと。また、その蛇籠。
かご‐かき【駕籠舁き】
駕籠を担いで人を運ぶのを職業とする人。かごや。
かご‐こし【籠輿】
竹製の粗末な駕籠(かご)。籃輿(らんよ)。