ビシュヌプル【Bishnupur】
インド東部、西ベンガル州の町。コルカタの北西約200キロメートルに位置する。かつて、マッラ朝の都が置かれ、16世紀から17世紀にかけて栄えた。素焼き煉瓦(れんが)の壁に精緻な浮き彫りを施したヒン...
ビッタラ‐じいん【ビッタラ寺院】
《Vittala Temple》インド南部、カルナータカ州の町ハンピにあるヒンズー教寺院。16世紀前半に建立。ビシュヌ神の化身であるビッタラを祭る。象が山車を引く姿をかたどった祠堂や、精緻な浮き...
フクル‐ミスキー【Hukuru Miskiy】
モルジブの首都マレにあるイスラム寺院。17世紀半ば、スルターン=イブラヒム=イスカンダル1世の時代に建立。同国最古の建造物として知られる。珊瑚(さんご)質石灰岩を切り出して造られ、壁面に精緻な浮...
フランドル‐がくは【フランドル楽派】
15〜16世紀、フランドル地方を中心に栄えたルネサンス期の代表的音楽流派。オケゲム・ジョスカン=デ=プレなどの作曲家がおり、声楽曲を中心に精緻(せいち)な多声音楽(ポリフォニー)が生み出された。...
ブリハディーシュワラ‐じいん【ブリハディーシュワラ寺院】
《Brihadisvara Temple》 インド南部、タミルナドゥ州の古都タンジャブールにあるヒンズー教寺院。11世紀初頭、チョーラ朝のラージャラージャ1世により建立。高さ66メートルの本殿...
プーテンマリガ‐きゅうでん【プーテンマリガ宮殿】
《Puthen Malika palace》インド南部、ケララ州の都市トリバンドラムにある宮殿。19世紀半ば、トラバンコール藩王国の藩王により建造。チーク、紫檀などを用いたケララの伝統的な木造建...
へいばよう‐こう【兵馬俑坑】
中国陜西(せんせい)省西安市郊外にある始皇帝陵の副葬坑。陵の東方1.5キロメートルに位置する。1974年に発見され、三つの坑の総面積は2万平方メートルを超える。表情や衣服などが多様な7000体以...
マウント‐アブー【Mount Abu】
インド北西部、ラジャスタン州の町。アラバリ山地の標高1200メートルに位置するナキー湖を中心とする避暑地として知られる。11世紀から15世紀にかけて建てられた五つのジャイナ教寺院があり、いずれも...
ミルアラブ‐メドレセ【Mir Arab Madrasasi】
ウズベキスタン南東部の都市ブハラの旧市街にあるイスラム教の神学校。16世紀前半に建造。正面入口のアーチ部分は青と白のタイルで植物やアラビア文字の精緻な装飾が施され、両脇に二つの青いドームをもつ。...
ムハンマドごせい‐びょう【ムハンマド五世廟】
《Mausolée Mohammed Ⅴ》モロッコの首都ラバトにある霊廟。1971年に建造。国王だったムハンマド5世とともに、弟のムーレイ=アブダラーと息子のハッサン2世の石棺が安置されている。...