ゆき‐の‐した【雪の下】
1 ユキノシタ科の多年草。湿った所に生える。全体に毛があり、茎は紅紫色で地をはい、節から小苗を出して増える。葉は多肉質の腎臓形で、長い柄があり、裏面は暗赤色。夏、20〜50センチの花茎を伸ばし、...
ゆきのした‐こうばい【雪の下紅梅】
襲(かさね)の色目の名。表は白、裏は紅。
ゆき‐ま【雪間】
1 雪が降りやんでいる時。雪の晴れ間。 2 積もった雪のところどころ消えた所。《季 春》「辻待(つじまち)の車置いたる—かな/紅葉」 3 雪の降っている中。雪の降り積もった中。「降りやまぬ—の梅...
ゆき‐まろげ【雪丸げ】
「雪転がし」に同じ。《季 冬》「霜やけの手を吹いてやる—/羽紅」〈猿蓑〉
ゆきわり‐こざくら【雪割小桜】
ユキワリソウの変種。北海道・東北地方の深山に自生。葉は菱形。夏、白や淡紅色の花を2、3個つける。
ゆきわり‐そう【雪割草】
1 サクラソウ科の多年草。本州中部以北の高山に自生し、高さ約10センチ。葉は根際から出て、へら形でしわがあり、裏面に淡黄色の粉状のものがついている。初夏、淡紅紫色の小花をつけ、名は雪解けとともに...
ゆ‐ぐ【湯具】
1 昔、入浴の際、身につけた衣服。湯帷子(ゆかたびら)。 2 女性の腰巻き。湯文字(ゆもじ)。ゆまき。「—も本紅(ほんもみ)の二枚がさね」〈浮・胸算用・一〉
ゆすら‐うめ【梅桃/英桃/桜桃/山桜桃】
バラ科の落葉低木。高さ約3メートル。葉は互生し、倒卵形で先がとがり、縁にぎざぎざがある。4月ごろ、葉より早く、白または淡紅色の5弁花が開く。実は丸く、6月ごろ赤く熟し、食べられる。中国の原産で、...
ゆるし‐いろ【許し色/聴し色】
平安時代、だれでも着用を許された衣服の色。紅色・紫色の淡い色など。ゆるしのいろ。→禁色(きんじき)「—のわりなう上白(うはじら)みたる一かさね」〈源・末摘花〉
よう【葉】
[音]ヨウ(エフ)(呉)(漢) ショウ(セフ)(呉)(漢) [訓]は [学習漢字]3年 〈ヨウ〉 1 草や木のは。「葉柄・葉緑素/荷葉・紅葉(こうよう)・子葉・枝葉・霜葉・単葉・竹葉・嫩葉(ど...