すぎ【杉/椙】
1 ヒノキ科の常緑大高木。高さ50メートル以上に達し、長寿。幹は直立し、樹皮は褐色で縦に裂ける。葉は小さい針状で、枝に密につく。早春、多数の雄花と球状の雌花とをつける。花粉は多量で広範囲に飛散し...
すすき【薄/芒】
1 イネ科の多年草。山野に群生し、高さ約1.5メートル。秋、茎の頂に十数本の枝を出し、黄褐色から紫褐色の大きい花穂をつける。これを俗に尾花といい、秋の七草の一。葉・茎を屋根をふくのに用いた。かや...
すずめ【雀】
1 スズメ目スズメ科の鳥。人家周辺や農耕地に普通にみられ、全長14センチくらい。頭は茶色、ほおとのどに黒い点がある。背は茶色に黒い斑点があり、腹は灰白色。稲など農作物を食べるが、害虫も食べる。ユ...
す‐はま【州浜/洲浜】
1 曲線を描いて州が出入りしている浜。 2 「州浜形」の略。 3 「州浜台」の略。 4 紋所の名。州浜形のもので、種々ある。 5 棹物(さおもの)菓子の一。きな粉・白砂糖・水飴などを練って棒状に...
スリー‐ダイヤ
三菱グループのシンボルマーク。グループの各企業も多く用いる。岩崎家の紋所である三蓋菱(さんがいびし)と、土佐藩山内家の紋所である三柏(みつがしわ)を元に図案化した。
せんだい‐ざさ【仙台笹】
紋所の「竹に雀(すずめ)」の俗称。仙台藩の伊達家の家紋であったところからいう。
ぜに【銭】
《「せん(銭)」の音変化》 1 金・銀・銅など、金属でつくられた貨幣。多く円形で、中央に穴がある。 2 貨幣。金銭。かね。「—をためる」 3 江戸時代、銅・鉄でつくられた貨幣。金・銀でつくられた...
たいこう‐ぎり【太閤桐】
紋所の名。桐の花と葉を図案化したもので、豊臣秀吉が愛用したといわれる。
たか‐の‐は【鷹の羽】
1 鷹の尾の羽。矢羽に用いる。 2 紋所の名。鷹の羽とその斑紋をかたどったもの。「違い鷹の羽」「並び鷹の羽」など。 3 蒲鉾(かまぼこ)の一。斜めに荒い筋を入れて板につけて焼いたもの。 4 タカ...
たから‐むすび【宝結び】
1 ひもの結び方の一。角(かく)形・鍬(くわ)形・蝶(ちょう)形などに結んだもの。 2 紋所の名。1の形を図案化したもの。