こく‐しょう【国章】
その国の象徴となる徽章・紋章。日本では、法的には制定されていないが、菊花紋などがこれに準じた扱いを受ける。
こく‐もち【石持/黒餅】
1 紋所の名。黒い円形で中に文様のないもの。もと矢口の祭りの黒餅をかたどったものといわれる。 2 定紋をつけるべき所を白抜きにして染め、あとでその中に紋を描き込むことができるようにしたもの。また...
こくよう‐せき【黒曜石】
火山岩の一。主に黒色でガラス光沢があり、化学組成は流紋岩質。割れ目は貝殻状を示し、破片が鋭いので石器の材料に使われた。日本では北海道十勝・長野県和田峠・島根県隠岐島後(どうご)などに産する。黒曜岩。
こく‐らい【黒癩】
ハンセン病の一型の古称。皮膚が斑紋状に赤褐色ないし灰褐色を呈する。
こし‐ゆい【腰結い】
1 和服・袴(はかま)などのひもを腰部で結ぶこと。また、その結びの部分。 2 袴着(はかまぎ)や裳着(もぎ)の儀式のとき、袴や裳の腰のひもを結ぶ衣紋奉仕の役。徳望のある人が選ばれた。
こ‐じゅけい【小綬鶏】
キジ科の鳥。全長27センチくらい。褐色で黒い斑紋があり、胸は青灰色。「ちょっと来い」と聞こえる高い声で鳴く。中国南部に分布し、日本では大正時代に銃猟の対象として放鳥、野生化した。《季 春》「—の...
こじん‐しきべつふごう【個人識別符号】
特定の個人を識別できる文字・番号・記号などの符号で、法令で定められたもの。個人情報保護法に規定。指紋・手指の静脈・顔・DNAなどの生体情報をデジタルデータに変換したものや、運転免許証・パスポート...
こ‐ちょう【胡蝶/蝴蝶】
1 昆虫チョウの別名。《季 春》「夕日影町半(まちなか)にとぶ—かな/其角」 2 紋所の名。チョウの形を図案化したもの。 [補説]作品名別項。→胡蝶
こっかく‐きん【骨格筋】
主に骨格の可動部分に付いて、姿勢の保持や運動に働く筋肉。脊椎動物ではふつう紡錘形で、筋線維には横紋がある。原則として随意筋。
こ‐づち【小槌】
1 小さな槌。「打ち出の—」 2 紋所の名。打ち出の小槌を図案化したもの。