まぎらわし・い〔まぎらはしい〕【紛らわしい】

の解説

［形］［文］まぎらは・し［シク］《古くは「まきらはし」》

1. １ 似ていて区別がつきにくい。「本物と—・いレプリカ」「—・い名前」

1. ２ まぶしい。まばゆい。

   1. 「上野 (かみつけの) まぐはしまとに朝日さし—・しもなありつつ見れば」〈万・三四〇七〉

1. ３ 気持ちがまぎれるようである。

   1. 「おのづからうちたゆみ、—・しくてなむ、過ぐし来るを」〈源・橋姫〉

1. ４ めまぐるしく多忙である。

   1. 「わが身も—・しき事あれば、えこそ助け奉るまじけれ」〈仮・伊曽保・下〉

[派生]まぎらわしげ［形動］まぎらわしさ［名］

出典：デジタル大辞泉（小学館）

goo辞書とは

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典（国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など）と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。