てんにん‐か【天人花】
フトモモ科の常緑小低木。沖縄など暖地に自生し、高さ約2メートル。葉は長楕円形でやや厚い。夏、紅紫色の5弁花を開く。実は暗紫色に熟し、ジャムなどにする。温室で栽培もされる。
てんにん‐ぎく【天人菊】
キク科の一年草。高さ約60センチ、全体に毛がある。葉は長楕円形。夏、周辺が黄褐色で中央が紫色を帯びる頭状花をつける。北アメリカの原産で、観賞用。
ディーエヌエー‐しゅうふく【DNA修復】
DNAに生じた損傷や異常な部分を修復すること。放射線・紫外線・活性酸素などによる損傷や、DNA複製の過程で生じた誤りを、特定の酵素が認識して修復したり、除去して再合成したりする機構が知られる。
でい‐ご【梯姑/梯梧】
《「でいこ」とも》マメ科の落葉高木。枝は灰白色でとげがあり、葉は広卵形の3枚の小葉からなる複葉。4、5月ごろ、紫赤色の蝶形の花が穂状に集まって咲く。インド・マレーの原産で、江戸時代に渡来し、沖縄...
デラウェア【Delaware】
米国東部の州。州都ドーバー。独立13州の一。近郊農業地帯で、化学などの工業も盛ん。→アメリカ合衆国[補説]
ブドウの一品種。実は紫褐色で小粒。
デリンジャー‐げんしょう【デリンジャー現象】
地球の昼間の地域で、数十分にわたり短波通信が突然、妨げられる現象。太陽面のフレアによって紫外線やX線が急増し、地球の電離層に異常電離を起こし、そこに電波が吸収されるためと考えられる。1935年に...
でん【電】
[音]デン(呉) テン(漢) [訓]いなずま [学習漢字]2年 〈デン〉 1 いなずま。「電光/紫電・雷電」 2 いなずまのように急なさま。「電撃/逐電」 3 電気のこと。「電圧・電化・電灯・...
でんじ‐は【電磁波】
電界と磁界との変化が波動として空間を伝わっていくもの。波長の長いほうから、電波・赤外線・可視光線・紫外線・X線・γ(ガンマ)線がある。
でんり‐そう【電離層】
大気の上層にあって、電子密度が大きく、電波を反射する層。太陽からの紫外線やX線によって大気の分子が電離して生じた電子やイオンを多く含み、高度約60〜90キロのD層、90〜130キロのE層、130...
でんり‐ほうしゃせん【電離放射線】
原子や分子を電離する作用をもつ放射線の総称。高速荷電粒子(α線、電子線)や高速中性子などの粒子線、短波長で高いエネルギーをもつ紫外線、X線、γ線を指す。人間を含む生物体に有害な影響を与えるため、...