いわ‐タバコ【岩タバコ】
イワタバコ科の多年草。山地の湿った岩壁に生え、高さ6〜15センチ。葉はタバコの葉に似て楕円形で表面にしわがある。夏、紅紫色の筒状の花を開く。葉を民間で健胃薬に用いる。イワタバコ科には約2000種...
いわだれ‐そう【岩垂草】
クマツヅラ科の多年草。関東以南の海岸に生える。茎は砂上をはい、節から根を出す。葉は倒卵形で、対生。夏、紅紫色の小花を多数、穂状につける。
いわ‐ちどり【岩千鳥】
ラン科の多年草。本州中部以西の沢ぞいの岩壁に生え、高さ8〜15センチ。細い茎から長楕円形の葉を1枚出す。初夏、基部に紅色の点をもつ淡紫色または白色の花を数個開く。
いわ‐つつじ【岩躑躅】
1 ツツジ科の落葉低木。高さ約15センチ。葉は茎の先に集まって互生し、広卵形。夏、淡紅色の釣鐘形の小花が咲き、果実は丸く、10月ごろ赤く熟し、食べられる。本州中部から北に分布。 2 岩や石のほと...
いわ‐ぶくろ【岩袋】
オオバコ科の多年草。本州以北の高山に分布。高さ約10センチ。夏、淡紅紫色で先が五つに裂けた袋状の花が開く。北海道の樽前山(たるまえさん)に多く、「たるまいそう」ともいう。
イー‐ユー‐ブイ【EUV】
《extreme ultraviolet》⇒極紫外線
イーユーブイ‐リソグラフィー【EUVリソグラフィー】
極紫外線(EUV)を光源に用いるフォトリソグラフィー。10ナノメートルまたはそれより短い波長の光によって、従来のエキシマレーザーよりも半導体集積回路の微細化が可能となる。極紫外線リソグラフィー。...
ウォラストン‐プリズム【Wollaston prism】
複屈折を利用した偏光プリズム。二つの方解石や水晶を結晶軸が直交するように貼り合わせたもの。入射光をある開き角を成す直交する二つの偏光に分離できる。紫外線領域まで使用可能で、各種分析器や偏光子とし...
うき‐くさ【浮(き)草/浮き萍/萍】
1 サトイモ科の多年草。水田や池沼に浮遊し、茎は扁平な葉状で、長さ5〜6ミリ。表面は緑色、裏面は紫色で細い根を下に垂れる。3、4個集まって浮かび、葉の裏面に白い花をつけることがある。ねなしぐさ。...
うきは
福岡県南東部、筑後川が筑紫平野に流れ込む所にある市。イチゴ・モモ・カキなどの果樹栽培が盛ん。平成17年(2005)3月に吉井町と浮羽町が合併して成立。人口3.2万(2010)。