うりん‐いん【雲林院】
京都市北区紫野にあった天台宗の寺。はじめ、淳和(じゅんな)天皇の離宮で紫野院と称したが、のち、元慶寺別院となった。その後、臨済宗の大徳寺に属したが、廃寺。うんりんいん。うじい。
ウルップ‐そう【ウルップ草】
オオバコ科の多年草。高さ10〜30センチ。根元から多肉質の葉を数枚出す。夏、花茎を伸ばし多数の紫色の唇形の花を密に穂状につける。アラスカ・オホーツク海沿岸や本州中部地方に分布。ウルップ島で発見さ...
ウルトラバイオレット‐レイ【ultraviolet rays】
紫外線。スペクトルが可視光線の紫部より短い波長側にある光線。
うわ‐えのぐ【上絵の具】
陶磁器の表面に絵や文様を描くのに用いる顔料。無色の鉛釉(えんゆう)を溶媒とし、ベンガラ・酸化コバルト・酸化マンガンなど金属酸化物を加えたもの。焼成すると融(と)けて茶褐色・青・紫などの色になる。...
うわみず‐ざくら【上溝桜/上不見桜】
バラ科サクラ属の落葉高木。山野に自生。樹皮は紫褐色で、小枝は秋に脱落。葉は楕円形で先がとがり、縁に鋭いぎざぎざがある。晩春、葉よりあとに、白色の小花を多数つけ、実は丸く、熟すと黒い。つぼみや未熟...
うん【雲】
[音]ウン(呉)(漢) [訓]くも [学習漢字]2年 〈ウン〉 1 くも。「雲海・雲散・雲集/暗雲・暁雲・巻雲(けんうん)・彩雲・紫雲・瑞雲(ずいうん)・星雲・戦雲・白雲・風雲・雷雲」 2 高...
うん‐げん【繧繝/暈繝】
同じ色を濃から淡へ、淡から濃へと層をなすように繰り返す彩色法。中国西域から伝わり、主に宝相華(ほうそうげ)などの文様を表す。赤・青・緑・紫などの色を用い、奈良・平安時代の仏画、寺院の装飾や染織な...
うんめい‐でん【温明殿】
平安京内裏十七殿の一。紫宸殿(ししんでん)の北東にあり、神鏡を安置した所。この殿舎に内侍所(ないしどころ)が設けてあった。おんめいでん。
うんもん‐ちく【雲紋竹】
ハチクの変種。茎の表面に紫褐色の雲状の斑点がある。近畿地方などに自生するが、観賞用・工芸用に栽培もされる。斑竹(はんちく)。丹波(たんば)斑竹。
え
[間助]呼びかけの語または文末に付く。 1 ㋐親しみを込めて問いかける意を表す。「これからはどうしていくつもりだ—」〈二葉亭・浮雲〉 「敵(かたき)は誰でござんす—」〈浄・盛衰記〉 ㋑親しみを込...