エックスエムエム‐ニュートン【XMM-Newton】
《X-ray Multi-Mirror Mission Newton》1999年12月にESA(欧州宇宙機関)が打ち上げたX線天文衛星。長さ10メートルの巨大なX線望遠鏡を3台搭載。総重量4トン...
エックス‐せん【X線】
高速の陰極線が陽極に衝突したときに発生する放射線。電磁波のうち、波長は紫外線より短く、γ(ガンマ)線より長いもので、100〜0.01オングストローム程度。透過力が強く、また干渉・回折などの現象を...
エックス‐ユー‐ブイ【XUV】
《extreme ultraviolet》⇒極紫外線
エッチツー‐りょういき【HⅡ領域】
電離した水素ガスが、近傍の若い大質量星からの紫外線によって励起されて、光を放射している領域。電離水素が再結合する際に赤っぽい輝線(Hα線)を放つ。代表的なHⅡ領域としてオリオン星雲、干潟星雲、薔...
えど‐ぞめ【江戸染(め)】
江戸で染めること。また、その染め物。特に、江戸紫に染めたもの。
えど‐むらさき【江戸紫】
1 《武蔵野に生えていたムラサキの根を染料として江戸で染めはじめたところから》藍色の勝った紫色。江戸を代表する染め色とされた。「—に京鹿(が)の子」 2 ムラサキの別名。
え‐なら◦ず【え成らず】
[連語]《副詞「え」+動詞「な(成)る」の未然形+打消しの助動詞「ず」》 1 なみひと通りでない。「いはけなき鶴(たづ)の一声聞きしより葦間(あしま)になづむ舟ぞ—◦ぬ」〈源・若紫〉 2 なみな...
え‐の‐あぶら【荏の油】
エゴマの種子からとった油。アルファリノレン酸を多く含み、食用とするほか、ペンキ・ワニスなどに使用される。古くは灯用や雨傘などの塗料に用いた。荏胡麻油(えごまあぶら)。紫蘇油(しそあぶら)。えのゆ。
えび‐いろ【葡萄色】
赤みを帯びた紫色。エビカズラの熟した実の色。また、イセエビの色とも。
えび‐ぞめ【葡萄染(め)】
1 染め色の名。薄い赤紫色。ブドウの実の色。 2 織り色の名。縦糸は蘇芳(すおう)、横糸は紫。 3 襲(かさね)の色目の名。表は蘇芳、裏は縹(はなだ)。一説に、表は紫、裏は赤。