ご‐ぼう【牛蒡】
キク科の二年草。高さ約1.5メートル。主根はまっすぐ地中に伸びる。葉は心臓形で、裏面に灰白色の綿毛が密生する。夏、紫色のアザミに似た花をつける。ヨーロッパ・ヒマラヤ・中国に分布し、日本では古くか...
ごぼう‐あざみ【牛蒡薊】
キク科の越年草。高さ約1メートル。葉は羽状に裂け、縁にぎざぎざがある。夏に紫紅色のアザミに似た花をつける。根は長く太く、香気があり、味噌漬けなどに用いる。もりあざみ。きくごぼう。やまごぼう。
ご‐ま【胡麻】
ゴマ科の一年草。高さ約1メートル。茎や葉に軟毛があり、葉は長楕円形。夏、淡紫色を帯びた白色の鐘状の花をつける。果実は円柱状で、中に多数の種子をもつ。エジプトの原産といわれ、黒ゴマ・白ゴマ・金ゴマ...
ごま‐だけ【胡麻竹】
クロチクの一品種。幹はやや黒みがかり、黒紫色の斑点がある。
ごめん‐がわ【御免革】
1 《足利義満が紫色の錦革(にしきがわ)を好み、その使用を一般に禁じたところから》錦革の紫地以外のもの。 2 ⇒正平革(しょうへいがわ)
ご‐れんし【五斂子】
カタバミ科の常緑低木。葉は羽状複葉。花は紫紅色。果実は断面が星形で黄緑色に熟し、甘味と酸味の種類があり、甘味のものを食用にする。東インド地方で栽培。羊桃(ようとう)。
ごん‐ずい【権萃】
ミツバウツギ科の落葉高木。関東以西の雑木林に自生。枝は紫黒色をし、羽状複葉をつける。初夏、黄緑色の小花が多数つく。実は赤く、熟すと裂けて黒い種子が見える。野鴉椿。きつねのちゃぶくろ。
ゴーグル【goggles】
オートバイに乗るときやスキー・登山などに使用する風防・紫外線防止用めがね。
さい‐し【妻子】
1 妻と子。つまこ。「—を養う」 2 妻。妻女。「若き—の思ひわびぬべきにより」〈源・若紫〉
さいはい‐らん【采配蘭】
ラン科の多年草。山地の木陰に生える。高さ約40センチ。地下の鱗茎(りんけい)から1、2枚の葉が出る。初夏、1本の花茎が伸び、淡紫褐色の花を十数個総状につける。名は花の全体が采配に似ることに由来。...