さ‐わらび【早蕨】
1 芽を出したばかりのワラビ。《季 春》 2 襲(かさね)の色目の名。表は紫、裏は青。春に用いる。
源氏物語第48巻の巻名。薫大将、25歳。宇治の大君(おおいぎみ)没後、中の君は匂宮の二条...
さわ‐らん【沢蘭】
ラン科の多年草。中部以北の山中の湿地に自生。高さ約20センチ。1枚の葉と1本の花茎とを出し、夏、紅紫色の花を横向きに開く。あさひらん。
サン‐オイル
《(和)sun+oil》美しく日焼けするための特殊化粧品。太陽光線中の紫外線を吸収して、肌を傷めない。 [補説]英語ではsuntan oil
さんか‐てつ【酸化鉄】
鉄の酸化物。 1 酸化鉄(Ⅱ)(酸化第一鉄)FeO 蓚酸鉄(しゅうさんてつ)(Ⅱ)を空気を断って熱すると得られる強磁性の黒色粉末。 2 酸化鉄(Ⅲ)(酸化第二鉄)Fe2O3 天然には赤鉄鉱として...
さんか‐よう【山荷葉】
メギ科の多年草。深山の林下に生え、高さ約50センチ。葉は盾形で二つに深く裂ける。夏、白い6弁花を数個開く。実は黒紫色。
さん‐けい【山鶏】
キジ科の鳥。キジよりやや小形。雄は青紫・白・赤色の羽をもち、雌は茶色。脚と顔は赤い。台湾の特産。
さん‐げんしょく【三原色】
割合を変えて混合すれば、すべての色を表すことができる、基本となる三つの色。ふつう赤(レッド)・緑(グリーン)・青(ブルー)の「光の三原色」をいうが、絵の具や印刷インキなどでは青緑(シアン)・赤紫...
さんこう‐ちょう【三光鳥】
1 カササギヒタキ科サンコウチョウ属の鳥。全長42センチほどで、尾が長く、雄は28センチ、雌は17センチくらいある。頭は濃紫、背は茶、腹は白、目のまわりとくちばしはコバルト色。日本では夏鳥として...
さんしき‐すみれ【三色菫】
スミレ科の越年草。春から初夏にかけて、蝶の舞う形をした紫・白・黄の3色または単色の大輪の花を開く。ヨーロッパの原産。パンジー。胡蝶菫(こちょうすみれ)。さんしょくすみれ。《季 春》「卵置く—の花...
さんし‐すいめい【山紫水明】
山は日に映えて紫色に見え、川の水は澄んで清らかであること。山や川の景色が美しいことをいう。「—の地」