じゅうに‐ひとえ【十二単】
1 女房装束の中世・近世における俗称。単(ひとえ)の上に数多くの袿(うちき)を重ねて着たことからいう。 2 シソ科の多年草。原野に生え、高さ約15センチ。全体に白い毛が密生し、葉は白緑色で縁にぎ...
じゅんとくいんぎょしゅう【順徳院御集】
第84代天皇、順徳天皇の歌集。鎌倉前期の成立。紫禁和歌草。
じゆうでんし‐レーザー【自由電子レーザー】
ほぼ光速に加速した自由電子を、アンジュレーターという磁石が多数並ぶ装置で蛇行させ、放射光を発生・増幅するレーザー。原子や分子の誘導放出によるレーザーと異なり、光(電磁波)の波長を遠赤外線、可視光...
じょう‐き【仗旗】
元日や即位などの儀式に大極殿または紫宸殿(ししんでん)の庭上に立てた旗。日像幢(にちぞうとう)・月像幢・四神旗など。
じょう‐ざん【常山】
中国、恒山の異称。天子巡狩の故地。
アジサイ科の落葉低木。楕円形の葉が対生する。6、7月ごろ、青い花をつける。漢方で根を常山、若枝を蜀漆(しょくしつ)といい解熱・催吐剤に用い、またマラリアの...
じょうざん‐やき【常山焼】
明治9年(1876)新潟県佐渡の三浦常山が無名異(むみょうい)焼を改良して創始した陶器。朱泥(しゅでい)・紫泥(しでい)系で、茶器が多い。
じょでん‐き【除電器】
帯電した物質から静電気を除去する装置。空気分子を紫外線やコロナ放電によってイオン化して吹き付けるタイプが知られる。除電装置。イオナイザー。
じんこうたいよう‐とう【人工太陽灯】
太陽光に似た光を発する人工灯。主に水銀石英灯をさす。紫外線を発生し、普通の照明より紫・青色を比較的多く含むが、熱は発生しない。
じんちょう‐げ【沈丁花】
ジンチョウゲ科の常緑低木。よく分枝し、つやのある倒披針形の葉を密につける。早春、紅紫色または白色の香りの強い花を多数開く。中国の原産で、雌雄異株であるが、日本のものはほとんど雄株で実を結ばない。...
すいぎん‐とう【水銀灯】
水銀蒸気を封入した真空管内のアーク放電によって生じる発光を利用する電灯。低圧のものは紫外線が非常に強いので蛍光灯・殺菌灯などに、高圧のものは青白色の強い光を放つので野外照明・映写光源などに使用。...