たいきけいこう‐ぼうえんきょう【大気蛍光望遠鏡】
極高エネルギー宇宙線が大気中で引き起こす空気シャワーによって生じる蛍光を捉える望遠鏡。空気シャワーの通り道に沿って大気中の窒素分子が励起され、そこから発せられる微弱な紫外線を大口径の反射鏡で集光...
たいき‐こう【大気光】
超高層大気の原子・分子が太陽紫外線により発光する現象。観測される時刻により、夜間大気光・昼間大気光・薄明大気光に分けられる。
たい‐ひつ【大筆】
1 大きな筆。 2 筆跡・詩文などのすぐれたもの。また、それらを書く能力。「紫女の—をもてするというとも」〈逍遥・小説神髄〉
たいみん‐たちばな【大明橘】
サクラソウ科の常緑小高木。葉は互生し柄があり、革質で細長い。雌雄異株。4月ごろ、紫がかった白い小花が密生して咲く。本州中部以南の海に近い山林中に分布。ひちのき。そげき。
タイム【thyme】
シソ科の多年草。茎は地をはい、枝が直立して披針形の葉をつけ、低木状となる。夏に淡紅紫色の小花が咲く。全体に強い芳香があり、香辛料として料理に用いる。地中海沿岸地方の原産。立麝香草(たちじゃこうそ...
たいよう
昭和50年(1975)2月に打ち上げられた科学衛星SRATS(スラッツ)の愛称。東京大学宇宙航空研究所(後の宇宙科学研究所、現JAXA(ジャクサ))が開発。太陽活動の静穏期における超高層大気(主...
たいよう‐こう【太陽光】
太陽から放出される光。γ線・X線・紫外線・可視光線・赤外線が含まれるが、地表には紫外線の一部、可視光線、赤外線の一部が到達する。
たいよう‐とう【太陽灯】
太陽光線に似て、紫外線を多量に放射する高圧水銀灯。医療や滅菌に用いる。
たか‐イオン【多価イオン】
多くの電子をはぎ取られたイオンの総称。一般的にイオン価数が2以上のものをさす。大きなポテンシャルエネルギーをもち、電子を捕獲してX線や近紫外線を発する。高電離イオン。
たかお‐まんだら【高雄曼荼羅】
京都高雄の神護寺蔵の、現存する日本最古の両界曼荼羅。天長年間(824〜834)空海が唐から請来(しょうらい)した彩色原本をもとに赤紫綾地に金泥・銀泥の描線を用いて描いたもので、唐代の画風を的確に...