るい‐だい【累代】
《古くは「るいたい」とも》代を重ねること。代々。累世。「—の家宝」「—の墓」
るいだい‐しいく【累代飼育】
動物や昆虫などを何世代にもわたって繁殖させ飼育すること。
るい‐ねん【累年】
年を重ねること。年々。また、何年にもわたること。長年。累歳。「—高齢化が進む社会」
るいねんへいきんせきせつ‐せきさんち【累年平均積雪積算値】
ある観測地点について、過去の一定期間における毎日の積雪量の平均値を、積雪が始まる秋の終わりから積雪が終わる翌年の春の初めまで日を追って順次加え合わせた値。単位はセンチメートル日。→豪雪地帯
るい‐はん【累犯】
何度も罪を犯すこと。刑法上、懲役に処せられた者が、刑の終了または免除の日から5年以内にさらに有期懲役に処すべき罪を犯したとき、刑が加重されるもの。再犯および三犯以上を含めていう。
るい‐や【累夜】
夜を重ねること。幾夜も続くこと。連夜。
るい‐よう【累葉】
1 「累世(るいせい)」に同じ。 2 子孫。一族。「まさしき源氏の—として」〈浄・盛衰記〉
るい‐らん【累卵】
卵を積み重ねること。不安定で危険な状態のたとえ。「我がセーベを、—の危きに、置きたるを如何せん」〈竜渓・経国美談〉
累卵(るいらん)の危(あや)うき
《「史記」范雎(はんしょ)伝から》積み上げた卵のように、非常に不安定で危険な状態。「今まさに—にあると言える」
るい‐るい【累累】
[ト・タル][文][形動タリ]積み重なっているさま。また、連なり続くさま。「—と横たわる死屍(しし)」「彼は—たる紅球灯の光を浴びて」〈芥川・開化の殺人〉