こまごま‐し・い【細細しい】
[形][文]こまごま・し[シク] 1 たいそう細かい。また、細かく雑多である。「—・い台所道具」 2 煩わしい。くだくだしい。「つまらぬことまで—・く取り上げて言う」 3 たいへん詳しい。「唐土...
こま‐ざらい【細杷い】
歯が細く長柄のついた竹または木製・鉄製の熊手。田畑の土を砕いてならしたり、落ち葉などをかき集めたりするのに用いる。このはかき。こまざらえ。
こま‐じ【細字】
こまかい文字。さいじ。
こま‐むすび【小間結び/細結び】
ひもの両端を打ち違いにし、さらに折り返して結び固める結び方。真結(まむす)び。本結(ほんむす)び。たまむすび。
こま‐もの【小間物/細物】
日用品・化粧品などのこまごましたもの。
こま‐やか【細やか/濃やか】
[形動][文][ナリ] 1 一まとまりになっているものの一つ一つの要素が微小なさま。 ㋐霧などの密度の濃いさま。「夜は—な霧が市街を包む」〈宮本・伸子〉 ㋑色の濃いさま。「緑色—なシャンゼリゼの...
さい【細】
こまかいこと。詳しいこと。「微にいり、—をうがった解説」
さい【細】
[音]サイ(呉) [訓]ほそい ほそる こまか こまかい ささ さざれ ささら [学習漢字]2年 〈サイ〉 1 ほそい。「細腰(さいよう)・細流/繊細」 2 こまかい。こまごましている。「細菌...
さい‐う【細雨】
こまかい雨。ぬかあめ。きりさめ。
さい‐えい【細纓】
冠の纓の一種。幅の狭い纓の中央を曲げて両端を纓壺(えつぼ)に差し込むのを例としたが、のちに纓の縁のみを残した形にして鯨のひげ2本を曲げて用いた。六位以下の武官および六位の蔵人(くろうど)が使用し...