ながやま‐きじゅん【永山基準】
刑罰として死刑を適用する際の判断基準。拳銃で4人を連続して殺害した永山則夫元死刑囚に対する判決で、最高裁が昭和58年(1983)に示したもので、(1)犯行の罪質、(2)動機、(3)態様(特に殺害...
流(なが)れに棹(さお)さす
流れに棹をさして水の勢いに乗るように、物事が思いどおりに進行する。誤って、時流・大勢に逆らう意に用いることがある。 [補説]文化庁が発表した「国語に関する世論調査」で、「その発言は流れに棹さすも...
情(なさ)けは人(ひと)の為(ため)ならず
人に親切にすれば、その相手のためになるだけでなく、やがてはよい報いとなって自分にもどってくる、ということ。誤って、親切にするのはその人のためにならないの意に用いることがある。 [補説]文化庁が発...
なし‐くずし【済し崩し】
1 物事を少しずつかたづけていくこと。「—に努力する」 2 物事を少しずつ変化させ、うやむやにしてしまうこと。「企画が—に変更される」「新体制に—的に移行した」 3 借金を少しずつ返すこと。「高...
ナチュラル‐セレクション【natural selection】
自然選択。自然淘汰(とうた)。生物は自然環境の中での生存競争の結果、わずかでもすぐれた形質をもつものが適者生存して子孫を残し、劣者は滅びること。
なっとく‐ずく【納得尽く】
十分納得した結果であること。「—で解約する」
なに‐が【何が】
[連語]《代名詞「なに」+格助詞「が」》 1 反語の意を表す。どうして…か、そんなことはない。「そんなに着ていて、—寒いものか」「—惜しかろ。…是(これ)もそちにやるぞ」〈続狂言記・秀句大名〉 ...
ナノグラブ【NANOGrav】
《North American Nanohertz Observatory for Gravitational Waves》北アメリカナノヘルツ重力波観測。ナノヘルツ重力波の探査プロジェクトの一...
なまえ‐まけ【名前負け】
[名](スル)名前がりっぱすぎて、実物が見劣りすること。「先代の名をもらって—する」 [補説]文化庁が発表した平成27年度「国語に関する世論調査」では、本来の意味とされる「名前が立派で、中身が追...
なま‐なか【生中/生半】
[形動][文][ナリ]中途半端なさま。どっちつかず。なまはんか。「—な心得では太刀打ちできない」
[副]そうすることがかえって良い結果とならず、まずいという気持ちを表す。なまじっか。「けれど...