とも‐え【巴/鞆絵】
《鞆(とも)に形が似ているところからという》 1 湧き出した水がうずを巻いて外へめぐるような形・模様。 2 物が円形を描くように回るようす。「三者が—となって戦う」 3 紋所の名。1を図案化した...
とりめ‐え【鳥目絵】
⇒鳥瞰図(ちょうかんず)
どうばん‐まきえ【銅版蒔絵】
漆にアスファルトなどを混ぜたものを銅版の凹部にすりこみ、雁皮紙(がんぴし)などに印刷して漆器面に転写し、金属粉や色粉をまいて仕上げた蒔絵。
ドット‐え【ドット絵】
コンピューターグラフィックスで、四角い点を枡目(ますめ)状に並べることで表現した絵。ピクセルアート。
どろ‐え【泥絵】
1 泥絵の具で描いた絵。江戸末期に起こり、主に芝居の書き割りや看板に用いられた。 2 ⇒でいえ(泥絵)1
ながさき‐え【長崎絵】
江戸時代、唯一海外に開かれた港町長崎で作られた木版画。異国の風俗を題材としたもの。
ナスカとパルパ‐の‐ちじょうえ【ナスカとパルパの地上絵】
⇒地上絵2
ナスカ‐の‐ちじょうえ【ナスカの地上絵】
⇒地上絵
なまず‐え【鯰絵】
《大ナマズが動いて地震を起こすという俗信から》大ナマズと地震を主題にした錦絵。安政2年(1855)10月2日の夜、江戸を襲った安政の大地震の直後から多数発行された。
なら‐え【奈良絵】
室町末期から江戸初期にかけて、冊子本(奈良絵本)・絵巻物の挿絵として描かれた絵画。奈良興福寺などの絵仏師の作との説があるが、呼称は明治以降に生まれたもので、奈良との関係は不明。明るい彩色の素朴な...