あさづま‐ぶね【朝妻船】
1 朝妻と大津を往来した渡し船。古代から江戸初めまで、東国からの旅客が利用した。遊女が乗って旅人を慰めることもあった。 2 英一蝶(はなぶさいっちょう)の描いた、遊女が烏帽子(えぼし)・水干(す...
アサパ‐けいこく【アサパ渓谷】
《Valle de Azapa》チリ最北端、アリカ‐イ‐パリナコタ州の都市アリカの郊外にある渓谷。サンホセ川の北側の斜面には11世紀から15世紀頃のものとされる地上絵があり、人・動物・幾何学図形...
あざむかれたマーリン【欺かれたマーリン】
《原題、The Beguiling of Merlin》バーン=ジョーンズの絵画。カンバスに油彩。アーサー王伝説に基づく一連の作品の一。ポートサンライト、レディーリバー美術館所蔵。欺かれるマーリ...
あしずり‐みさき【足摺岬】
高知県南西部、四国最南端の岬。突端には四国八十八箇所第38番の金剛福寺がある。蹉跎(さだ)岬。
田宮虎彦の短編小説。昭和24年(1949)「人間」誌に発表。自殺志願の青年が岬を訪れるところか...
あし‐で【葦手】
1 装飾文様の一種で、文字を絵画的に変形し、葦・水鳥・岩などになぞらえて書いたもの。平安時代に始まり、中世を通じて行われた。葦手書き。 2 「葦手絵」の略。
あしで‐え【葦手絵】
樹木・草花・岩などの一部に文字を装飾的に組み込んだ絵。料紙の下絵や蒔絵(まきえ)などに用いられた。
あしゆい‐の‐くみ【足結ひの組】
覆いや敷物などが外れないように、机や台の足に結び付ける組みひも。装飾用ともいわれる。「—、花足(けそく)の心ばへなど今めかし」〈源・絵合〉
あじ【味】
[名] 1 舌の味覚神経が飲食物に触れたときの感じ。甘味・酸味などや温度の総合した感じ。「—をつける」「スープの—が濃い」「あっさりした—」「他店より—が落ちる」 2 そのもののもっている趣。...
アジャクシオ【Ajaccio】
地中海西部にあるフランス領の島、コルシカ島の西部にある港湾都市。コルス‐デュ‐シュド県の県都。バスチアと並ぶ同島の経済と流通の拠点。ナポレオン1世の生地として知られ、ナポレオンの生家、市庁舎内の...
アスキー‐アート【ASCII art】
コンピューターで、文字のみを用いて作成した絵。元はASCII体系に含まれる英数字や記号だけで表す絵をさしたが、日本語の文字コードを用いた絵のことも含めていう。電子メールのシグネチャーやBBSの書...