むぼうびとし【無防備都市】
《(イタリア)Roma, Citta, Aperta》イタリアの戦争映画。1945年作。監督はロッセリーニ。続く「戦火のかなた」「ドイツ零年」とあわせ戦争3部作と呼ばれる。ナチスドイツ支配下での...
むらぎも
中野重治の長編小説。昭和29年(1954)1月から7月にかけて「群像」誌で連載ののち、単行本刊行。著者の分身的存在である片口安吉が主人公。「歌のわかれ」に続く自伝的作品。
メッセ‐フランクフルト【Messe Frankfurt】
ドイツ中西部の都市フランクフルトにある国際展示場。1907年に設立。13世紀から続く書籍見本市や世界最大の国際モーターショーをはじめ、各種産業見本市を開催。
めん‐こう【綿亘/綿亙】
[名](スル)長く連なり続くこと。連亘(れんこう)。「山脈南北に—し、東西を横絶するものなく」〈久米邦武・米欧回覧実記〉
もう‐ちょう【盲腸】
1 小腸に続く、大腸の初部。小腸が横から連なるため、下端が盲管となり、その先に虫垂(ちゅうすい)がある。草食動物では比較的長く、消化に関与する。 2 盲腸の先端にある虫垂、または虫垂炎の俗称。 ...
もえ‐わた・る【燃え渡る】
[動ラ四] 1 絶えず火が燃えつづける。また、一面に燃え広がる。「—・る火のほとりにはありながら」〈延宝版宇津保・国譲下〉 2 心の中の苦しみが、絶えることなく続く。「わが恋の消ゆる間もなく苦し...
もきちばんねん【茂吉晩年】
北杜夫による斎藤茂吉の評伝。「青年茂吉」「壮年茂吉」「茂吉彷徨」に続く茂吉評伝四部作の最後の作品。平成10年(1998)刊。同年、第25回大仏次郎賞を受賞。
もち【持ち】
1 品質や機能が長い間変わらずに続くこと。「値段は高いが—がいい」 2 所有すること。「—時間」「物—の人」 3 引き受けること。受け持つこと。負担。「費用は先方—だ」 4 歌合わせ・囲碁・将棋...
もち‐きり【持(ち)切り】
あるあいだ中、同じ話題が続くこと。「事件のうわさで—だ」
もち‐こ・す【持(ち)越す】
[動サ五(四)] 1 決着・処理のつかない状態で次の時期・段階へ送る。「勝負を明日に—・す」 2 持って移す。持って次へ送る。「新た代と泉の川に—・せる真木のつまでを」〈万・五〇〉 3 食物が消...