もち‐こ・す【持（ち）越す】

の解説

［動サ五（四）］

1. １ 決着・処理のつかない状態で次の時期・段階へ送る。「勝負を明日に—・す」

1. ２ 持って移す。持って次へ送る。

   1. 「新た代と泉の川に—・せる真木のつまでを」〈万・五〇〉

1. ３ 食物が消化しないで胃に残る。また、前日の酔いが次の日まで続く。

   1. 「—・してでもゐるのなら、熱燗 (あつかん) でぐっとやるがよい」〈伎・敵討噂古市〉

類語

• 繰り延べる(くりのべる)

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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