ぜん‐の‐つな【善の綱】
《善所に導く綱の意》 1 万日供養や開帳のとき、仏像の手などにかけて参詣者などに引かせる5色の綱。仏にすがる意を表すという。 2 葬式のとき、棺につないで引く白布の綱。
そううん‐じ【早雲寺】
神奈川県足柄下郡箱根町にある臨済宗大徳寺派の寺。山号は金湯山。大永元年(1521)北条氏綱が父早雲の遺命により北条家の菩提寺として建立。開山は以天宗清。北条氏5代の墓、宗祇(そうぎ)の墓がある。
そうげん‐じ【藻原寺】
千葉県茂原市にある日蓮宗の寺。山号は常在山。開創は建治2年(1276)、開山は日蓮、開基は斎藤兼綱。東身延とも称される。
そう‐ごう【僧綱】
1 僧尼を統率し諸寺を管理する官職。僧正・僧都(そうず)・律師が置かれた。 2 僧官と僧位の総称。僧正・僧都・律師と、法印・法眼(ほうげん)・法橋(ほっきょう)。 3 「僧綱領(そうごうえり)」...
そうごう‐きょういくかいぎ【総合教育会議】
地方教育行政法の改正に伴い、平成27年(2015)4月から、各都道府県・市町村に設置される会議体。首長と教育委員会により構成され、地域における教育行政の指針となる大綱を策定する。
そうごう‐くび【僧綱頸/僧綱領】
「僧綱領(そうごうえり)」に同じ。
そうごう‐しょ【僧綱所】
僧綱が参集して執務する役所。初め、奈良時代に薬師寺に設けられた。
そう‐じょう【僧正】
僧綱(そうごう)の最高位。初めは一人であったが、のちに大僧正・僧正・権(ごん)僧正の3階級に分かれ、員数も十余人に増えた。
そう‐ず【僧都】
僧綱(そうごう)の一。僧正に次ぐ地位で、のちに大僧都・権大僧都・少僧都・権少僧都の4階級に分かれた。
そう‐ばん【早晩】
[名]早いことと遅いこと。また、朝と夕。「二百十日の暴風と云うは…其—などは年に寄って異なるとも」〈西周・百一新論〉 [副]おそかれはやかれ。いずれ。「あの力士は—横綱になるだろう」