じゅうに‐いんねん【十二因縁】
仏語。人間が過去(前世)・現在(現世)・未来(来世)の三界を流転する輪廻(りんね)のようすを説明した12の因果関係。無明・行(ぎょう)の過去の二因、識・名色・六処・触・受の現在の五果、愛・取・有...
じゅ‐りょう【寿陵】
生前につくっておく自分の墓。長寿を招くなど縁起がよいものとされる。
じゅん‐かん【順観】
十二縁起や四諦(したい)の法などを、順序に従って観ずること。
じょうじょう‐きち【上上吉】
1 芸事・役者などの位付けで、最上のもの。元禄期(1688〜1704)の役者評判記で用い、のちには至・極・功などを付けて、さらに上位を示した。 2 この上なく縁起のよいこと。じょうじょうきつ。
ジンクス【jinx】
縁起のよい、または悪い言い伝え。また、縁起をかつぐ対象とする物事。「緒戦は勝てないという—がある」「—を破る」
じんてんあいのうしょう【塵添壒嚢鈔】
室町時代の百科事典。20巻。著者未詳。天文元年(1532)成立。「壒嚢鈔」に「塵袋(ちりぶくろ)」から選出した201項を増補して、俗語の起源、寺社の縁起、故事・故実などを解説。
ずい‐む【瑞夢】
縁起のよい夢。吉夢。
セブン【seven】
1 数の7。七つ。日本の七・五・三の場合のように縁起のよい数といわれる。「ラッキー—」 2 《「しち(七)」と音が同じところから》質屋のこと。 3 ラグビーで、7人で組むスクラム。
せんしゅう‐らく【千秋楽】
《法要の最後に
が奏されるところからという》 1 (「千穐楽」「千穐樂」「千龝樂」とも書く)芝居・相撲などの興行の最後の日。千歳楽。楽日。らく。 [補説]「穐(龝)」は「秋」の異体字。芝居小...
そで‐おうぎ【袖扇】
江戸時代、奥女中の中老以上の者が持つ扇。長さ6寸7分(約20.3センチ)。黒塗りの骨に鳥の子紙をはり、縁起のよい絵を描いた。