たい【鯛】
スズキ目タイ科の海水魚の総称。体は楕円形で著しく側扁し、多くは淡紅色。脂肪が少ないので味が落ちにくく、縄文時代からすでに食用にされている。姿が美しく、また、「めでたい」に通じるところから縁起のよ...
たから‐づくし【宝尽(く)し】
1 いろいろな縁起のいい宝物を並べたてたもの。 2 如意宝珠・宝鑰(ほうやく)・打ち出の小槌(こづち)・金嚢(きんのう)・隠れ蓑・丁字などの形を寄せて描いた模様。
たから‐ぶね【宝船】
縁起物の一。宝物・米俵・七福神などを乗せた船。また、それを描いた絵に「なかきよのとをのねぶりのみなめざめなみのりぶねのおとのよきかな」という回文歌(かいぶんうた)を書き、正月2日の夜、枕の下に敷...
たからぶね‐うり【宝船売り】
縁起物の宝船の絵を売り歩く人。正月に「おたから、おたから」と呼び売りした。
たつた【竜田】
奈良県生駒郡斑鳩(いかるが)町の地名。三郷(さんごう)町の竜田大社から勧請(かんじょう)したといわれる竜田神社がある。
謡曲。四番目物。旅僧が大和国三郷の竜田明神に参拝すると、竜田姫の霊が現...
たむら【田村】
謡曲。二番目物。今昔物語などに取材。旅僧が清水寺に参詣すると、坂上田村麻呂の霊が現れて寺の縁起と軍功を語る。
だい‐きち【大吉】
1 縁起や運勢がこの上なくよいこと。非常にめでたいこと。⇔大凶。 2 「大吉日」の略。
だいきち‐にち【大吉日】
非常に縁起のよい日。大吉の日。
だい‐きょう【大凶/大兇】
1 (大凶)縁起や運勢がこの上なく悪いこと。⇔大吉。 2 この上もなく大きな罪悪。また、大悪人。
だい‐だい【橙/臭橙/回青橙】
1 ミカン科の常緑小高木。葉は楕円形で先がとがり、葉柄(ようへい)に翼がある。初夏、香りのある白い花を開く。実は丸く、冬に熟して黄色になるが、木からは落ちないで翌年の夏に再び青くなる。実が木につ...