キログラム【(フランス)kilogramme/(英)kilogram】
国際単位系(SI)の基本単位の一で、質量の単位。初め1キログラムは国際度量衡局にある国際キログラム原器の質量とされたが、2019年5月20日より、物理定数であるプランク定数を用いた定義に変更され...
キログラム‐げんき【キログラム原器】
1キログラムの質量を示す標準器として用いられた分銅。白金90パーセント、イリジウム10パーセントの合金製の直径・高さとも約39ミリメートルの円柱体。国際度量衡局が保管する。条約加盟各国にはこれと...
きん【金】
[音]キン(漢) コン(呉) [訓]かね かな こがね [学習漢字]1年 〈キン〉 1 金属の総称。「金石・金文/合金・鋳金・彫金・板金・冶金(やきん)」 2 金属元素の一。きん。こがね。「金...
きんかく‐じ【金閣寺】
京都市北区にある鹿苑寺の通称。足利義満の別荘北山殿(きたやまどの)を、義満の死後、遺言により禅寺としたもの。応永4年(1397)3層の舎利殿を建立し、内外に金箔を押したところから、金閣とよばれ...
きん‐かんばん【金看板】
1 金文字を彫りこんだ看板。 2 世間に対して誇示・宣伝する主義や主張など。「即断即行を—に掲げる政治家」
きんけい‐ざん【金鶏山】
岩手県西磐井(にしいわい)郡平泉町にある塚。藤原秀衡が無量光院の西側に築いたもので、平泉の守護のため金鶏を埋めたことからの名とされる。平成23年(2011)「平泉−仏国土(浄土)を表す建築・庭...
きんせい‐たい【禁制帯】
結晶のバンド構造の中で、電子が存在できない領域。絶縁体と半導体の場合、価電子帯の電子を励起して禁制帯のエネルギー幅を超えない限り、電流は流れない。広義には粒子のエネルギーが離散的な値を取る場合、...
きんせい‐ぶんがく【近世文学】
日本文学史で、安土桃山時代・江戸時代に成立した文学の総称。前期は上方、後期は江戸を中心に発達。町人階級の興隆により、写実を基調に、義理・人情・好色・粋・通・こっけいなどを主題として多種多様な文学...
きん‐だい【近代】
1 現代に近い時代。また、現代。「—都市」 2 歴史の時代区分の一。広義には「近世」と同義であるが、一般には封建制社会のあとの資本主義の社会をいう。日本史では明治維新から太平洋戦争の終結まで、西...
きんだい‐か【近代化】
[名](スル)封建的なものを排して、物事を科学的、合理的に行うようにすること。産業化・資本主義化・民主化などの視点からとらえられる。「—の波」「—された設備」