あか‐しょうびん【赤翡翠】
カワセミ科の鳥。全長28センチくらい。全体に鮮やかな赤褐色。日本では夏鳥として渡来し、森林の渓流でみられ、サワガニ・カエルなどを食べる。冬に東南アジアへ渡る。みずこいどり。みやましょうびん。
かわ‐せみ【翡翠/川蝉】
1 ブッポウソウ目カワセミ科の鳥。全長17センチくらい。頭から背にかけて光沢のある青緑色、腹は栗色。くちばしは大きく、黒色で、雌は下くちばしが赤。水に飛び込んで魚を捕って食べる。ユーラシアに分布...
くう‐すい【空翠】
1 深山の緑の樹林の間に立ちこめる、みずみずしい山気。「—凝って葉末より滴(したた)る露の冷やかに」〈露伴・二日物語〉 2 空に向かってそびえ立つ樹木の緑。
しょう‐びん【翡翠】
カワセミ科の鳥のこと。特に、カワセミの別名。《季 夏》
すい【翠】
[人名用漢字] [音]スイ(呉)(漢) [訓]みどり 1 鳥の名。カワセミ。「翡翠(ひすい)」 2 宝石の一。「翡翠」 3 みどり。青緑色。「翠黛(すいたい)・翠微・翠柳・翠緑」 [難読]翡翠(...
せい‐すい【青翠】
あおみどり。また、青々とした樹木や山。
せき‐すい【積翠】
つみ重なったみどり色。青々とした空・山・海の形容。
そう‐すい【蒼翠】
樹木が青々と茂っていること。「高山峨々として—を含み」〈鉄腸・雪中梅〉
だん‐すい【暖翠】
春、暖かくなり草木が緑に色づくこと。また、春の晴れた日の山の色。
ばん‐すい【晩翠】
冬枯れの季節になってもなお草木の葉が緑色であること。また、その緑。