たま‐ぎ・る【魂消る】
[動ラ五(四)]「たまげる」に同じ。「『人殺し!』と老婆の—・る声」〈木下尚江・良人の自白〉 [動ラ下二]こわがる。びくびくする。「いとほしやさらに心の幼びて—・れらるる恋もするかな」〈山家...
だいゆうかいレインボーキッズ【大誘拐RAINBOW KIDS】
岡本喜八監督・脚本による映画の題名。平成3年(1991)公開。原作は天藤真の小説「大誘拐」。誘拐された資産家の老婆が、周囲を手玉にとり大金を略取するコメディー。出演、北林谷栄、緒形拳、風間トオル...
つみとばつ【罪と罰】
《原題、(ロシア)Prestuplenie i nakazanie》ドストエフスキーの長編小説。1866年刊。貧しい大学生ラスコーリニコフは、選ばれた強者は凡人のための法を無視する権利があるとい...
ティエンムー‐じ【ティエンムー寺】
《Chua Thien Mu》ベトナム中部の都市フエの旧市街南西郊にある仏教寺院。1601年に建立。高さ約21メートルの七重の八角形の塔があり、フエを代表する建物として知られる。名称は、かつて「...
とうげのすみか【峠の棲家】
岡松和夫の長編小説。平成9年(1997)刊。ダムで水没する村を訪ねる老婆と孫の旅を描く。翌年、第2回木山捷平文学賞受賞。
とり‐どり【取り取り】
[名・形動]人や物によってそれぞれに違っていること。また、そのさま。まちまち。副詞的にも用いる。「—な(の)服装」「主人も老婆も—僕によくしてくれた」〈蘆花・思出の記〉
に‐の‐まい【二の舞】
雅楽。唐楽。壱越(いちこつ)調で古楽の中曲。舞は二人。「安摩(あま)」に引き続いて、それを見ていた咲面(えみめん)の老爺と腫面(はれめん)の老婆が、安摩の舞をまねてこっけいに舞う。「安摩」の答...
にわとりそうどう【鶏騒動】
半田義之の短編小説。強欲な老婆と亡命ロシア人の交流を描く。昭和14年(1939)発表。同年、第9回芥川賞受賞。
ねっ‐さ【熱砂】
日に焼けた熱い砂。ねっしゃ。《季 夏》「—ゆく老婆の声もせずなれり/誓子」
はれ‐めん【腫面】
舞楽の「二の舞」で使われる、老婆のふくれっ面をかたどった面。→咲面(えみめん)