ろう‐きゅう【老朽】
[名・形動](スル) 1 古くなって役に立たないこと。また、そのもの。「—した校舎」 2 年老いて役に立たないこと。また、そのさま。「—な小学教員の一人」〈藤村・破戒〉
ろうきゅう‐か【老朽化】
[名](スル)古くなり、役に立たなくなること。「—した建物」
ろう‐きょう【老境】
老人の境遇・境地。また、老年。「—に入っても気が若い」
老驥(ろうき)櫪(れき)に伏(ふ)するも志(こころざし)は千里(せんり)にあり
《曹操「碣石篇」から。「櫪」は、馬屋。駿馬は年老いて馬屋につながれていても、なお千里を走ろうという気持ちを失わない、の意》英雄は、年老いてもなお高い志を持ち続けているたとえ。老驥千里を思う。
ろう‐ぎ【老妓】
年をとった芸妓。
ろう‐ぎく【老菊】
盛りを過ぎ、色あせた菊の花。
ろうぎしょう【老妓抄】
岡本かの子の短編小説。昭和13年(1938)「中央公論」誌に発表。
ろう‐く【老躯】
年老いて衰えたからだ。老体。
ろう‐くつ【老屈】
年老いて腰が曲がること。また、年老いて体力の衰えること。〈日葡〉
ろう‐くん【老君】
1 家督を譲って隠居した主人や主君を使用人や家臣がよぶ称。 2 老人を敬っていう語。