ごう‐もん【拷問】
[名](スル) 1 さまざまな肉体的苦痛を与え、自白を強制すること。現行憲法では禁止されている。「—にかける」「—して白状させる」 2 俗に、肉体的・精神的な苦痛となる行為を強制されること。「飲...
ごりん‐ごたい【五輪五体】
仏語。五大によって構成される五体。肉体。からだ。
し‐かい【尸解】
仙術によって、肉体を残したまま、魂だけ体外へ抜け出ること。「—の仙人権者の化現のようなる奇瑞(きずい)あるべき筈なし」〈露伴・新浦島〉
しき【色】
仏語。 1 五蘊(ごうん)の一。五感によって認識される、物質や肉体。存在物。もの。 2 五境の一。目でとらえられるもの。色や形のあるもの。
しき‐かい【色界】
仏語。三界の一。欲界の上、無色界の下にある世界。欲界のように欲や煩悩(ぼんのう)はないが、無色界ほど物質や肉体の束縛から脱却していない世界。色界天。色天。四禅を修めた者の生まれる天界で、初禅天か...
しき‐しん【色身】
仏語。 1 物質的なものからできている、からだ。肉体。 2 三十二相をそなえた仏の生身。→法身(ほっしん)
しき‐じょう【色情】
肉体的な欲望。情欲。色欲。欲情。
しき‐よく【色欲/色慾】
1 性的な満足を得るための、肉体的な欲望。情欲。 2 色情と物欲。 3 仏語。感覚的な欲望。
しし‐むら【肉叢】
肉のかたまり。肉塊。また、肉体。「血をすすり—を尽すとも」〈一葉・別れ霜〉
し‐たい【死体/屍体】
死んだ人間・動物のからだ。生命の絶えた肉体。死骸。しかばね。「白骨—」「—遺棄」 [補説]「死体」「死骸」「しかばね」には肉体を物としてみている語感があり、人格を認めた表現にはふつう「遺体」「遺...