ひじ‐かけ【肘掛(け)】
1 椅子などの、肘をもたせ掛ける所。 2 脇息(きょうそく)のこと。
ひじかけ‐いす【肘掛(け)椅子】
肘掛けのついた椅子。アームチェア。
ひじかけ‐まど【肘掛(け)窓】
座って肘を掛けられるくらいの高さに設けた窓。
ひじ‐かんせつ【肘関節】
「ちゅうかんせつ(肘関節)」に同じ。
ひじ‐がさ【肘笠】
肘を頭の上にあげ、袖を笠の代わりにして雨を防ぐこと。袖笠。「横飛沫(よこしぶき)に—も詮なくて」〈浮・万金丹・五〉
ひじがさ‐あめ【肘笠雨】
にわか雨。ひじあめ。ひじかさ。「—とか降りきて」〈源・須磨〉
ひじ‐がしら【肘頭】
肘の関節の後方にある突き出たところ。肘鉄を食らわすとき、相手に当たる部分。
ひじ‐がね【肘金】
1 戸の開閉に用いる金具で、肘形に曲げて作って開き戸の枠に取り付け、柱にある肘壺(ひじつぼ)にさし込んで蝶番(ちょうつがい)のような役をするもの。 2 籠手(こて)の肘の部分についている金具。
ひじ‐き【肘木】
1 社寺建築などで、斗(ます)(斗形)と組み合わせて斗栱(ときょう)を構成する水平材。 2 碾臼(ひきうす)の把手(とって)。
ひじ‐つき【肘突き】
机などの上に置いて、肘をつくときに敷く、小さなふとん。肘布団(ひじぶとん)。