まつばめ‐もの【松羽目物】
歌舞伎舞踊の一系統で、能・狂言の表現様式を模したもの。舞台の背景に松羽目を用いるのでいう。「勧進帳」「身替座禅」など。
まつも‐むし【松藻虫】
半翅(はんし)目マツモムシ科の昆虫。体長13ミリくらい。池沼にすみ、体は背面が盛り上がって流線形をし、灰黄色に黒色紋があり、水中では微毛のため銀色に光る。後脚は長くオール状。あおむけになって泳ぎ...
まとう‐だい【的鯛】
マトウダイ目マトウダイ科の海水魚。泥底にすみ、全長約50センチ。体は卵円形で著しく側扁し、背びれの棘条(きょくじょう)が発達。全体に暗灰色で、体側中央部に円形の黒色斑があり、的を思わせる。本州以...
マヌエルセンデロのさいごのうた【マヌエル=センデロの最後の歌】
《原題、(スペイン)La última canción de Manuel Sendero》ドルフマンの小説。1982年刊。ピノチェト軍政下の恐怖と悲惨を背景に、この世に生まれ出ることを拒否する...
ま‐ふぐ【真河豚】
フグ科の海水魚。全長約50センチ。体表面は滑らかで、背側は暗褐色、腹側は白く、体側を黄色線が走る。肉と精巣は無毒であるが、皮膚・腸に強毒、肝臓・卵巣に猛毒がある。食用。なめらふぐ。
ママ‐コート
《(和)mamma+coat》母親が乳児を背負うときに用いるコート。身頃(みごろ)にゆとりをもたせてある。
まめ‐じか【豆鹿】
偶蹄(ぐうてい)目マメジカ科の哺乳類の総称。最小の有蹄類で、体高20〜35センチ。背が丸く、角をもたない。南アジアと西アフリカに4種が知られる。ねずみじか。
マヤ‐ぞく【マヤ族】
《Maya》メキシコ南東部ユカタン半島からグアテマラ・ホンジュラス・エルサルバドルにかけて居住する民族集団。前4世紀ごろから農業を背景に興隆し、ピラミッド・神殿を建造し、象形文字を用い、天文・暦...
マラセチア‐もうほうえん【マラセチア毛包炎】
マラセチアという真菌が毛包内で増殖することによって起こる皮膚の病気。背中の上部・胸部・上腕・肩などの毛包に赤いにきびのような丘疹ができる。
まる・い【丸い/円い】
[形][文]まる・し[ク] 1 円または球の形をしている。「地球は—・い」「目を—・くする」 2 物に角(かど)がない。また、曲線を描いている。「面取りして柱のかどを—・くする」「背中が—・くな...