いん【胤】
[人名用漢字] [音]イン(呉)(漢) [訓]たね 血筋。血筋をつぐ者。「胤裔(いんえい)/後胤・落胤」 [名のり]かず・つぎ・つぐ・つづき・み
おう‐いん【王胤】
王の子孫。
おとし‐だね【落(と)し胤】
「落とし子1」に同じ。
けつ‐いん【血胤】
血をひいた子孫。血筋。血族。
こう‐いん【後胤】
子孫。後裔(こうえい)。
こう‐いん【皇胤】
天皇の血統。また、その血統をひく人。皇統。皇裔(こうえい)。
こ‐だね【子種/子胤】
1 子となるもと。また、精子のこと。「—を宿す」「—がない」 2 家系・血統を継ぐものとしての子。「—を授かる」
ご‐らくいん【御落胤】
⇒落胤
さえき‐じょういん【佐伯定胤】
[1867〜1952]僧。奈良の生まれ。法隆寺住職。法相宗管長をしたが、のち、法隆寺を法相宗から分離し聖徳宗の本山とした。
しゃ‐いん【車胤】
中国、東晋の政治家。南平(湖北省)の人。字(あざな)は武子。家が貧しかったため油を買えず、蛍を集めてその光で読書したという。孫康とともに「蛍雪」の故事で知られる。生没年未詳。